我が子の入学に伴って、親戚や知人からお祝いをいただく機会が多いとお返しはどうしようか迷いますね。
トクする君の家みたいな一人っ子ならまだしも、2人、3人とお子さんの多い家庭ではほんと大変だと思います^^;
まあ、贈った側はお返しなんか期待していないにしてないんでしょうが、礼儀としてお祝いのお返しを何か渡した方がいいと思うのが普通ですよね。
そこで、今回は入学祝いのお返しについて、どうしたらいいのか、どんな物を渡せばよいのかをまとめてみました。
ぜひ、ご参考あれ!
入学祝いのお返しをするならどんな品物がいい?
いきなり話の腰を折るような事を言ってしまうようで申し訳ないんですが、
実をいうと一般的には入学祝いにはお返しをしないのが通例
です。
マナーとしては、もらった本人である我が子から電話か直接会って、もしくはお礼状などで何かしらの形でお礼を述べばよしとされています。
例えば、お金や図書カードなどの金券などを頂いた場合は、
「頂いたお金(カードで)●●を買って学校生活に役立てるよ!」
など、具体的な使い道を伝えるとなおも良しですね。
しかし、お礼がいらないとはいえ、金額を弾んで入学祝いをくれたおじいちゃんおばあちゃんや、時間をかけて気持ちのこもった贈り物をくれたあの人に、
何もお返しをしないというのも心苦しいと思うのが、礼節を重んじる日本人の良いところでもあります。
また、基本的にお祝い事にはお返しをするものという刷り込みもあって、お返しをしないのが気持ち悪いという人も多いことでしょう。
そのため、「入学内祝い」という形でお返しをする方法があります。
入学内祝いの相場は、地域差がありますが、もらった金額の3分の1~半分程度の品物が多いようですね。
とはいえ、おじいちゃん、おばあちゃんの中には大きな金額を包んでくれることも多く、
「進学に必要なモノを買って欲しかったのにこんな立派なお返しをもらってしまっては…」
と思う方も多いので、3分の1~半分のルールに無理に従わなくても大丈夫です。
実際にはどんな品物が人気かというと、コーヒーやお菓子、洗剤などの御歳暮やお中元にも似た消耗品が当たり障りなく人気です。
子供関連となると出産祝いなどのように写真入りや名入れのものが好まれるかというとそうではなく、人生の通過点ということもあってサラッとしたものが好まれます。
では、もう少し具体的に実際の商品を見ながら、お返しの品を選んでいきましょう。
1万円以内のお祝いを頂いたお返しの品
家にあれば誰かしらが消費できる物を考えて選ぶのがポイントですね。
普段自分では買わないけど、もらったらうれしい品という感じで探してくと、良いものが見つかりますよ^^
1~2万円程度のお祝いを頂いたお返しの品
定番の今治タオルは、お年寄りにも名前が定着しているブランドバリューを誇っています。
多めの金額を頂いた場合には、先程と同じく「家にあれば誰かしらが消費できる物」でも、ワンランク上のものを贈ると言うのもちょっとしたコツです^^
【番外編】おじいちゃん、おばあちゃんへのお返しなら
あまり入学祝いに写真や名入れのものを贈ることは少ないとは書きましたが、孫を溺愛するおじいちゃんやあばあちゃんは別物。
高額の入学祝いをくれた祖父母にはこんなお返しも良いでしょう。
可愛い孫のメッセージと入学式での晴れ姿の写真を添えれば、今にも増して孫の成長を応援してくれますよ(いや、ほんとにw)
品物ににつける「のし」はどう書けばいい?
さて、お返しの品が決まりましたら、もう一つ定番の疑問がありますよね。
お祝いの「のし」の書き方
です。
トクする君も、色んなシーンで毎回迷ってしまうので、備忘録的な意味でも書きますが、
入学祝いのお返しの場合は、
- 紅白の蝶々結びの「のし」
- 表書きは「内祝」もしくは「入学内祝」
- 名前の欄には、お祝いを頂いた「我が子の名前」
この3つを覚えておきましょう。
お店やネットショップによっては印字してくれますが、自分で書く場合には筆ペンを使って出来るだけ丁寧に書くようにしてくださいね^^
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お返しをする時期はいつくらいまでを考えれば良い?
次に入学祝いのお返しを渡す時期になりますが、基本的には入学式の後に贈るのが一般的です。
マナーとして遅くても入学後1か月以内に渡しすようにしましょう。
とはいえ、気の早い人だと年明けくらいに入学祝いをくださったりもしますよね^^;
公立の小学校や中学校など、入学が決まっているパターンだとよくあるんですが、
こうした場合には時期にはこだわらず、もらってから1か月くらいを目安に渡している人も多いようです。
やっぱりお祝いをもらってお返しをしないのも気持ち悪いし、忘れてしまっては元も子もないので、そこは臨機応変にお返しを渡しておきたいですね。
入学祝いは基本的にお返しはいらない!
ということをいきなりお伝えして拍子抜けしたかもしれませんが、お祝いをいただいた方とこれから長いお付き合いが続くと思うと義理堅くお返しをしておきたいというのが人情ですね。
あまり難しく考えずに、もらったらうれしいものをチョイスしたものです。