テレビを見ているとよく出てくる
「東京ドーム何個分の広さ!」
なんていう表現ですが、
「大きいというのは分かったけど、実際どのくらいの広さなんだろう…?」
と、疑問に思ったことはありませんか?
トクする君の嫁は、いつもこれを聞く度に「わかんないんだけど!」と、なぜか私を責めます^^;
今回は、自分自身を守るため、分かりやすそうで、実は皆にとっても分かりにくい、東京ドーム何個分という広さについて、計算方法や換算の仕方徹底的に調べました。
なぜ東京ドーム何個分が基準とされているのか
東京ドームの歴史を紐解くと、1988年に日本初のドーム型野球場として開場されました。
東京ドームと言えば、プロ野球はもちろん、有名アーティストのコンサートなどのイベントが開催されるので、
行ったことがあるという方もいれば、行ったことはないけど、
とりあえず、そこそこ大きい
ということは、あなたも何となくでも想像できますよね。
このように日本国民みんなが知っているという知名度と、大きい建物という認識を利用して、
各メディアが広さを表す単位として使い始めたのが、「東京ドーム何個分」という表現が用いられるきっかけと言われています。
ちなみに、この東京ドームが出来る以前は、霞が関ビルや後楽園球場が、単位として「何個分」というように用いられていたんですね。
このように、現在では「東京ドーム何個分」というは、多くの人が耳にしたことのある表現となっており、
今ではGoogleの電卓の体積の単位として認定されるほどポピュラーなものになりました。
じゃあ、具体的に東京ドームはどのくらいの広さと大きさなのか、数字で表すと下記の通りです。
面積(建築面積):4万6,755平方メートル
容積:124万立法メートル
ちなみに、野球をプレーするグラウンドの面積だけを言えば、1万3,000平方メートルです。
・・・そうなんですよ。
これじゃあ広いなあ、というのは分かりますが、全くピンと来ませんよね^^;
そこで身近にあるもので計ってみると、こんな感じになります。
では、あなたの生活に身近な物に、東京ドームの広さを置き換えてみましょう。
・畳:3万2472畳分
・A4のコピー用紙:75万枚分
・1円玉硬貨を並べると:1億4880万枚分
おおすげえ!すごく大きい!
・・・いやいや、余計にわかりにくくなったんだけど^^;
そう思ってしまったでしょうか。
じゃあ、今度は日本各地の名所を東京ドーム何個分なのかで比べてみましょう。
日本の名所を東京ドーム何個分で言うと?
以下、あなたが知っているであろう、日本の主な名所を東京ドームで計ってみました。
・東京ディズニーランド…約51万平方メートル
東京ドームに置き換えると約11個分
・皇居…約115万平方メートル
東京ドームに置き換えると約25個分
・国会議事堂…約103万平方メートル
東京ドームに置き換えると約0.2個分
・富士山の面積…約1,200平方キロメートル
東京ドームに置き換えると約2万5,666個分
・琵琶湖…約670平方キロメートル
東京ドームに置き換えると約1万4,330個分
このように、あなたが知っている名所から、東京ドームの広さを知ることで、東京何個分という広さをイメージする方法もありますね。
ただ、理系出身のあなたは、
明確な計算方法がなければ納得できない!
そう考えるであろうと思いますので、具体的にどうやって東京ドームの個数分に直す計算をするかを次で見ていきましょう。
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東京ドーム何個分という広さをパッと計算するコツ
このように単位としての東京ドームの広さがざっくりつかめたら、計算方法もしりたくなりますよね。
東京ドーム何個分の計算方法はこちらになります。
知りたい物の面積÷ 46,775(東京ドームの面積)=東京ドームの個数
先程の東京ディズニーランドの面積51万平方メートルを例に計算すると、
510,000÷46,775≒10.907
四捨五入すると東京ディズニーランドは東京ドームおよそ11個分という数字が出てきます。
また、私を含め計算があまり得意でないという方にオススメの便利なものもあります。
・東京ドーム計算機
http://hmdt.jp/TokyoDome/TokyoDome.html
単位の中にある「東京ドーム」を選び、更に自分の知りたい場所の面積の単位を選択して数値を入力すると東京ドーム何個分かパパッと知ることのできる便利な計算機です^^
ぜひ、あなたの身近なもので試してみると、より東京ドームの大きさもイメージしやすくなりますよ♪
東京ドーム何個分と聞く度に、「どれくらいだよ!」と突っ込んでいましたが、
計算方法さえわかれば、実際に行ったことのない場所の大きさまでイメージする事ができるようになります^^
あなたも東京ドーム何個分と言われたら、今回ご紹介した方法で、さりげなくササッと計算して友達に自慢しちゃいましょう!
私は 畳やコピー用紙 1円玉をくらべる方が分かりやすいです。やたら 測る際に東京ドームを使うのがムカつくだけなんですけどね。
匿名希望さん
コメントありがとうございます!
>私は 畳やコピー用紙 1円玉をくらべる方が分かりやすいです。やたら 測る際に東京ドームを使うのがムカつくだけなんですけどね。
おっしゃる通り、わかりにくいですよね^^;
昔からの名残はわかりますが、
そろそろ対象物によっては、
表現を変えてもいいのではないかと私も思っています。
率直なご意見ありがとうございました!
何でもかんでも『東京』を使うのにむかつく!
大体東京ドームの広さを知らないし、実感してないモン!
banさん
コメントありがとうございます!
確かにイメージだけで、
誰もが東京ドームに実際に行った事があるとは限らないですものね。
基準をどこに設けるかは本当に難しい所です^^;
> これは東京ドームの敷地面積(建築面積)の数字となります。
「敷地面積(建築面積)」は、「建築面積」の間違いではないですか?
なお、敷地面積=建築面積ということであれば、
建ぺい率(建築面積÷敷地面積)が常に100%ということになります。
匿名さん
コメントありがとうございます!
頂いたご指摘、当方の認識違いで修正させて頂きました。
読者さまの貴重なご意見に日々助けられております。
誠にありがとうございます。
以後一層気をつけながら、運営して参りたいと思いますので、
今後とも当ブログをよろしくお願い申し上げます。
富士山と琵琶湖の面積、万がぬけていませんか?
匿名さん
コメントありがとうございます!
誤植のご指摘、誠にありがとうございます。
今後とも当ブログをよろしくお願い申し上げます。