子供の中学校の卒業式。小学校の卒業式からたった3年しか過ぎてないけど同じ服装じゃまずいよね。。。

幼稚園も小学校のときも、お子さんが卒業式の時には、保護者である親は本当に何を着ていけば良いのだろうと毎回悩んでしまいますよね。

先に結論から申し上げますと、中学校の卒業式の場合は小学校の卒業式とは少しだけ異なります。

そこで今回は、「中学校の卒業式で着る服装」をテーマに基本スタイルを徹底的に解説していきましょう!

中学校の卒業式で保護者が着る服装のマナー

中学校の卒業式は、小学校の卒業式とは違いブラックフォーマルを着るのが一般的です。

その理由は、保護者の年齢層が上がっていることや、卒業するお子さんたちの服装が制服であることが関係しています。

お子さんがシックな制服を身に着けているのに対して、保護者が華やかな衣装に身を包んでいては主役が誰なのかわからなくなってしまいますし、あまり目立つ格好をしているとお子さんが恥ずかしい思いをしてしまう。

こうした配慮も必要となってくるため、今ではほとんどの場合がダークスーツやブラックフォーマルで卒業式に出席するのが一般的になりました。

では、この中学生の卒業式で保護者の方が守らなければならないマナーとは、具体的にどんなものなのでしょうか?

母親の服装のマナー

小学校の卒業式とは違い、お母さんの服装もブラックフォーマルなどのダークスーツを卒業式に着用します。

このときに着るスーツのタイプはスカートでもワンピースでもパンツでも構いません。

ただし、スカートの場合には膝丈ではなくひざが隠れるくらいの長さを着用するのがマナーです。

もしもグレーのスーツを着る場合には、明るめのグレーではなく暗めのグレーのスーツを選ぶようにしてください。

また、中学校の卒業式のため、ダークスーツと言っても若すぎるデザインのスーツですとバランスが悪くなってしまいますので、一般的なデザインのダークスーツが好ましいとされています。

とはいえ、あまりお葬式に近い恰好をしてしまうと、卒業式という華やかな場面にはふさわしくありません。

そのため、アクセサリーやワイシャツなどを工夫してお葬式のイメージを取り払ったコーディネートをする必要があります。

ちょっと難しいですが、使用するアクセサリーの色合いを華やかな席で使用できるものに変えたり、ワイシャツにフリルが入ったものなどにすると、スーツが礼服でもお葬式のイメージから離れますよ。

また、ほとんどの中学校の卒業式は、暖房器具のない体育館で行われることが多いのが現状です(学校によってはストーブを設置してくれていますが寒い場合もあります)。

寒いからと言ってタイツを穿くのではなく、肌に合わせた色合いのストッキングを使用して、防寒対策としてストールなどを持っていくと安心ですよ。

父親の服装のマナー

中学校の卒業式にお父さんが着ていくものは、ブラックフォーマルかダークスーツで大丈夫です。

スーツもダブルでもシングルでもお好きなほうで大丈夫です。

ネクタイの色もとくに指定はありませんが、派手過すぎるネクタイは控えて落ち着いた色合いのものを選びましょう。

ワイシャツの色は、白が望ましいです。

また、お父さんの場合にはアクセサリーなどで華やかな雰囲気にするのが難しいため、ポケットチーフがあれば卒業式のお祝いにふさわしいコーディネートになりますよ。

中学校の卒業式に着ていく母親のおすすめコーデをご紹介!

では、より具体的に中学生の卒業式にお母さんが着ていくスーツやアクセサリーなどをいくつかご紹介していきましょう。


◆テーラードアンサンブル

上品なシルエットと高級感のある生地で作られたテーラードジャケットは、30代からのブラックフォーマルにふさわしいアイテムです。

長く着ていくものだからこそ上品で質の良いものを選んだほうが、年齢を重ねても違和感が生まれません。

そのため、新しくブラックフォーマルを買いそろえるのでしたら生地やシルエットを重視したものを選ぶのがおすすめです。

リボンや余計なものがデザインに入っていないため、アレンジ次第でお祝いの席にもふさわしい装いになります。


◆パールネックレス

お祝いの席に身に着けるアクセサリーとして、花珠真珠のパールネックレスを1本持っておくととても重宝します。

とくに8.0~8.5ミリは一度購入すれば買い替える心配がないと言われるほど使い勝手の良いものです。

そのため、新しくアクセサリーを購入する場合に、鑑定書付きの花珠真珠のネックレスはおすすめです。


◆フォーマルバッグ

ブラックフォーマルのバッグはちょっと華やかさに欠けてしまうのが難点です。

とはいえ、何個もフォーマルのバッグを買うのはちょっと管理が大変ですし、金銭的にも無駄なお金をかけたくないですよね。

そこでおすすめなのが、このフォーマルバッグです。

このフォーマルバッグに使われているのはゴールドの金具で、華やかな席でも違和感なく使用できるようになっています。

このゴールドの金具を回転させて収納すると、今度はお葬式の席にも使用できるように作られているのです。

また、バッグの持ち手を取り外して、チェーンを取り付けるとショルダータイプのバッグに早変わりするため非常に便利な作りになっています。

しっかりと作られているバッグで、2通りのアレンジができるこのフォーマルバッグは1つ持っているだけで使いまわしができるため、非常におすすめです。


◆パンプス

ブラックフォーマルのパンプスはたくさんありますが、デメリットは雨の日に穿いていくのが億劫になってしまうことです。

また、長時間履いていると足が痛くなってしまうというデメリットもあります。

そこでおすすめなのが、撥水加工されていて、足が痛くなりにくい構造で作られているパンプスです。

このパンプスは雨の日に履いても泥汚れを気にする必要なく、ヒールも3.5センチなので安定感があるためとても歩きやすいのが特徴です。

また、幅広タイプで衝撃吸収ができる構造になっているため、機能性も十分にあります。

パンプスのデメリットを解消したとても良いアイテムのため、フォーマルパンプスの購入をお考えの場合には、このような機能性の良いパンプスがおすすめです。

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中学校の卒業式に着ていく父親のおすすめコーデをご紹介!

お父さんの場合は、基本は普段お使いのスーツでOKなので、合わせるネクタイや小物などを紹介していきましょう。


◆フォーマルチーフセット

フォーマルの場にふさわしいシルバーのネクタイと、ポケットチーフのセットです。

卒業式のほか、結婚式や入学式などにも無難に使用できるため1セットあると非常に便利なアイテムです。


◆シルクネクタイとポケットチーフのセット

シルバーのネクタイだとちょっと浮いてしまう・・・そんなときには光沢のあるシンプルなネクタイがおすすめです。

地域によっては中学校の卒業式にシルバーのネクタイを締めないお父さんが多い場合もありますので、そんな時にはネクタイの生地の質を上げたり、シンプルですが高級感のあるネクタイを身に着けると華やかになります。

また、おそろいのポケットチーフを見につければさらにお祝いの場にふさわしいコーディネートになるため、非常におすすめです。


◆革靴

フォーマルでもビジネスでも使える革靴ですが、卒業式をはじめとした行事用として1足持っておいた方が良いですね。

どんなスーツやカジュアルなスタイルにも合わせやすいシンプルなデザインを選んでおくと、使いまわしも良くておすすめです。


中学生の卒業式は、お子さんもご両親も年齢を重ねているため小学校の卒業式とは少しだけ異なります。

地域差で身に着けるスーツの種類が変わり場合もありますが、一般的にはブラックフォーマルを身につければ大丈夫です。

また、お父さんが卒業式に出席なさる場合は、紺かブラックフォーマルのスーツにネクタイやポケットチーフなどを使用してコーディネートをすれば大丈夫です。

間違っても主役であるお子さんたちよりも目立たないように注意したコーディネートで卒業式を迎えてください。