現在は全国各地で行われているよさこいですが、高知が発祥なのはあなたもご存知のはず。
そんな本家の高知が誇るよさこい祭りですが、ただ見に行くだけでなく、参加したいという方も少ないはず。
この高知のよさこい祭りの日程や時間について徹底的に解説していきましょう!
2024年の各日程や時間は?
本家高知のよさこい祭りは毎年8月9日、10日、11日、12日に行われています。
2024年の高知のよさこい祭りの日程や各イベントの時間は以下の予定となっています。(時間は前年のものを参考にしていますので、変更される場合があります)
前夜祭
8月9日(金)11:00~
11:00~15:00:土佐学生よさこい大会
16:20~:祈願祭など
17:40~22:00 前夜祭(中央公園)
※開会セレモニーと昨年の受賞チームの演舞が行われます。
19:30~21:00 鏡川河畔にて花火大会
本祭
10日(土)、11日(日)11:00~21:30頃まで
各演舞場と競技場でよさこい踊りが繰り広げられます。
後夜祭、全国大会
12日(月・祝)12:30~22:00
高知城、追手筋、帯屋町、中央公園の4会場で各賞を受賞したチームと、全国からエントリーしたチームが競演して全国大会が行われます。
会場は高知市内9か所の競演場と7か所の演舞場で行われます。
細かい場所はこちらの地図でチェック!
⇒ よさこいステージ16ヶ所(「よさこい祭り」公式Webサイト)
よさこい祭りの歴史や由来、最大の見所は?
高知よさこい祭りの最大の見どころは何といっても200チーム、2万人の踊り子が心を一つにして情熱的に踊る姿です。
コンテストになっているので、踊りのクオリティはもちろん、衣装、音楽、地元車、鳴子に至るまで、チームごとの創意工夫が見る人を楽しませます。
◆前夜祭は昨年の受賞チームのパフォーマンスに豪華な花火
◆本祭は地元チームが街を練り歩きながら踊り
◆後夜祭はその年の本祭の受賞チームと全国から集められたチームで全国大会
が行われるというボリューム満点のスケジュールが見どころといってもいいですね^^
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よさこい祭りに参加するには
このよさこいのチームの踊り子を募って、エントリーするために人を集めるのは相当大変なんですね^^;
Face bookや掲示板で募る人が多いようですが、一体どれほど大変なのか、
2016年以降の要項には以下のことが書かれていますので参考に見てみると、
・150名以下であること
・あまりに少ない人数は断るケースあり
・地元車を用意すること
2015年までの最低人数40人以上という縛りはなくなりましたが、地元車や看板など準備自体に時間と費用がかかるということは避けられません。
エントリーする場合
例年4月1日~年4月20日前後に高知県外の参加者が出場することのできる後夜祭に行われる全国大会の申し込み受付を行っています。
全国大会の募集要項とエントリーシートのダウンロードは以下からできますので参考ください。
全国大会ではなく本祭に参加する方は、よさこい祭振興会(高知商工会議所内)が問い合わせ窓口になっています。
よさこい祭りの必須アイテム
先ほども触れましたが、人数を集めるとともに入念な準備が必要となるよさこい祭り。
最低限必要なアイテムをまとめましたので、ぜひ事前にチェックしてください。
【衣装】
音楽やチームのスタイルとマッチした衣装も見どころの一つ。
採点基準の一つにもなっているので、手を抜けません。
最近ではオリジナリティの中にも和と融合したデザインが人気です。
【鳴子】
よさこいを始めて最初に練習するのは鳴子の鳴らし方と言われるくらい、重要なアイテム。
鳴子職人曰く良い鳴子というのは、
・壊れにくいこと
・良い音がなること(涼しげな音)
・動作の決めの時にピシッと音がやむこと
昔ながらの赤と黒と黄色の鳴子のチームもあれば、衣装に合わせた鳴子を独自に開発しているチームもあればいろいろです。
【地元車(じかたしゃ)】
音楽の発信元であり、
マイクパフォーマンスや太鼓をおこなう場合はステージにもなるやぐらなんですが、これがまた各チームでド派手にデコっていて見応えがあります。
これを各自で手配しているというのが驚きです。
チームを作らずに飛び入り参加する
「チームを作るほどとはいかないものの、とにかく一度はよさこいを踊ってみたい!」
という方は飛び入り参加するという手があります。
お祭り当日に飛び入り参加するには
「市民憲章よさこい踊り子隊」
追手筋の追手前高校で受付を済ませ、30分ほど練習し、そのまま追手筋競演場で踊る流れです。
「あったか高知踊り子隊」
高知市役所前広場に集合して2時間程練習してから、競演場・演舞場で踊ります。
いずれかにエントリーすれば参加できます。
ただし、当日受付の人数枠は少ないので、最初から踊るつもりならば事前申し込みをおすすめします。
よさこい祭り誕生の歴史
高知のよさこい祭りは、終戦直後の不況下、市民の元気と商店の活気を吹き飛ばそうと昭和29年8月に始まったお祭りです。
第一回のよさこい祭りの参加者は750人でしたが、どんどんよさこいの輪は広がり、現在では200チーム、2万人もの踊り子が集う大きなお祭りに進化を遂げました。
1990年代に入ると、北海道の学生が地元で「YOSAKOIソーラン祭り」を開催したことを皮切りに、全国によさこいの輪が広まり、今は各地でよさこい祭りが行われています。
時代とともに音楽や衣装のスタイルのバリエーションも増え、ロックやサンバの古典との融合など、見る人を飽きさせない演出で盛り上がっています。
まとめ
ちょっと古い話ではありますが、1999年の3年B組金八先生でもソーラン節を踊っていましたね。
その影響で、今でも学校や介護施設でよく踊られていますが、みんなで一つのことに向かって練習したりすることはやっている方も見ている方も感動しますよね^^
あなたも今年は夏の高知に、そんなエネルギッシュなよさこいに参加してみてはいかがでしょうか?