つい先日、通算6年で車のローンを払いきったトクする君。

やった!長かった!と喜びに浸っていた中、車を購入したディーラーから1本の電話が。

「車の名義変更はどうされます?」

そう聞かれたもので、何を血迷ったか、「あ、自分でやるんで大丈夫です!」と軽快に電話を切りました。

・・・さて、

一体名義変更ってどこの窓口ですればいいのか、書類は何が必要なのか。

全くわかってなかったお恥ずかしい話が、車の名義変更について調べた内容を、今回は記事にしました。

どうしたら良いかわからないと感じているあなたは、ぜひこの記事を参考にしてくださいね!

車の名義変更の窓口と期間

name-change-car

車の名義変更の正しい名前は「移転登録」と言い、

新たに車を所有する人が住んでいる管轄の運輸支局

で手続きをする必要があります。

車の名義変更は購入や譲渡であれば、15日以内にした方がいいとされています。

それ以降でも手続きは出来ますが、手続き内容が少し面倒になったり、

前の所有者に自動車の税納付書が届いたりと、相手にも自分にもマイナスなことが多くなるからです。

手続き先は、先ほどお伝えした通り、新たに車を所有する人が住んでいる管轄の運輸支局。

あなたが所有者なら、あなたがお住まいの地域。

ディーラーが所有者であれば、その管轄にある運輸支局

といった具合に、あくまで所有者が住んでいる地域が基準となりますので、お間違えなく!

お住まいの地域の運輸支局は国土交通省のサイトで検索できます。

運輸局はお役所の一つなので、土日祝と年末年始は休業で、

営業時間は午前9:00~12:00、午後1:00~4:00となっています。

意外と見落としがちですが、昼の時間は受付してないので注意してくださいね^^;

車の名義変更に必要な書類と手続きの方法

あなたが名義変更をするタイミングって、

・自動車店で購入した

・オークションで落札した

・人から譲り受けた

・ローンを払い終わってディーラーから自分に所有者を移す時

大体、こんなタイミングになりますよね。

お店で購入した場合、依頼すれば名義変更をやってくれるんですが、

無料というわけではなく1~3万円程代行手数料

がかかります。

これは地味に痛い金額ですね。ローン終わりだと尚更そう思うわけで・・・。

だからトクする君は自分でやりますと言ってしまった経緯もあったのです^^;

では、ディーラー等に任せた場合と、自分で手続きをする場合の必要書類の違いはどうなるのでしょうか?

ディーラー等に任せた場合に必要な書類

1、譲渡証明書(旧所有者の実印の押印が必要)

入手できる場所:運輸局

2、旧所有者の印鑑証明書(発行日から3ヵ月以内のもの)

入手できる場所:市町村役場

3、新所有者の印鑑証明書(発行日から3ヵ月以内のもの)

入手できる場所:市町村役場

4、旧所有者の委任状(旧所有者の実印の押印が必要)

入手できる場所:運輸支局

5、新所有者の委任状(新所有者の実印の押印が必要)

入手できる場所:運輸支局

6、車検証(車検が切れていないもの)

入手できる場所:たいてい車に積んであります

7、新使用者の車庫証明書(発行日から1ヵ月以内のもの)

入手できる場所:警察署

結構必要な書類って多いですよね^^;

運輸支局で入手できる書類については国土交通省のホームページからもダウンロードできますが、

印鑑証明については、2と3の印鑑1と4と5の印鑑が同じでなければいけませんのでご注意ください。

スポンサーリンク




個人で手続きする場合に必要な書類

個人で手続きする場合には、上記の1~7に加えて下記の書類が必要です。

8、手数料納付書

9、自動車税・自動車取得税申告書

10、申請書

新しい所有者が申請を行う場合は、5の委任状は必要はなく、旧所有者の委任状のみが必要となります。

これら3つはすべて手続き当日に運輸局でもらって、その場で記入する書類なので、

書き方のお手本が置いてあるので、それを参考にしながら書いていけば、それほど大変ではありません。

つまり、ディーラー等に頼む場合と自分で名義変更を行う場合の違いは、

運輸局に自分で足を運んで手続きするかどうか

実際問題ここだけですね。

同時にナンバープレートを変える場合には、実際の車で行く必要がありますが、変えない場合は徒歩や公共交通機関で行ってもOKです。

ちなみに、ここまでの話は普通自動車の場合としてお話をしてきましたが、

軽自動車の名義変更を自分で行う場合は、普通車の名義変更と書類の数などが異なっていて、やや複雑です。

名義変更の手続きは管轄の軽自動車検査登録事務所で行います。

いずれにしても、時間をお金で買ってディーラー等に一任するか、代行料を節約して自分で手続をするか。

個人で行う場合には、どれだけの費用ですむのかも見ていきましょう。

車の名義変更にかかる費用は?

純粋に、自分で名義変更にかかる主な費用はこちらです。

移転登録手数料:500円

申請用紙代:100円程度

ナンバープレート代:1,400~1,900円程度

印鑑証明発行料:400~800円程度(新旧所有者2通分)

車庫証明代:3000円程度

大体合わせると5,000~6,000円程度でしょうか。

ナンバープレート代は県内の方から購入や譲渡を受けて、ナンバーを変更しない場合には発生しません。

また、ナンバープレートを変更する場合で、お好みのナンバーを選ぶ場合には4,000~5,000円程度、別途必要になります。

ちなみに、毎年かかる車の維持費については、こちらの記事で詳しく触れていますので、合わせてご参考くださいね。

●毎年かかる自動車税や維持費に関する当サイトの記事

「普通車と軽自動車の維持費はどっちが安い?」を突き詰める


一見面倒な手続きですが、必要な書類を揃えてしまえば、手続きそのものは1日で終わってしまいます。

お店に頼むとそこそこの金額がかかりますが、その金額をドライブや車の周辺機器などに当てられると考えれば、自分でやってみる価値アリですよ^^

トクする君も、この記事を書き終えてスッキリしたので、早めに自分で手続きを終わらせてしまおうと思います!