インターネットが普及して、メールのやり取りが増えたため、利用の頻度は減ったものの、公式な書類を出すときなど用途がまだまだ多い切手。
いざ使おうと思うと
「これってこの金額の切手で届くのかな…」
と不安に襲われる方も多いのではないでしょうか。
正にトクする君も、先日同じ状況に陥りました^^;
そこで今回は、私の反省点も踏まえ、郵便物別に貼るべき切手の種類などについて詳しく解説していきます。
コンビニでも切手は購入できますが、あなたの近くにあるコンビニには、必要な種類の切手がないかも・・・!?
切手の種類と金額についての基礎知識
よく見かける切手は52円切手や82円切手などですが、
現在普通切手として販売されているものは1~1000円の切手
があります。
普通切手は通年購入できるもので、他には特殊切手といってイベントや記念などに合わせた絵柄の期間限定で販売されている切手があります。
日本郵政のホームページを見てみると、年度ごとに発行される予定の切手が掲載されていて、
この記事を書いている平成28年は、伊勢志摩サミットや、地方自治施行60周年記念切手、ドラえもんやサンリオの切手などが載っていました。
こうした特殊切手を毎年コツコツと集めてコレクションしている方が、なんでも鑑定団に出品してたりしてましたよね。
そういうものを見ていると、
「そういえば古い切手って使えるの?」
という疑問が湧いてきません?
実は、戦後に発行されたものであれば基本的には有効期限などはないので、汚れや破損がなければ古い切手でも、問題なく使えます。
重さや封筒サイズによって切手の値段はどう違う?
それでは続いて、実際の郵便物別に、どんな切手を貼ればいいのかを見ていきましょう。
はがきの場合
・通常はがきは62円
・往復はがきだと倍の124円
ここまではなんとなく知っているという方がほとんどだと思います。
ここ数十年で、3回に渡る消費税の増税があったせいもあるからでしょうが、トクする君はすでに危うかったです^^;
封筒の場合
はがきは官製はがきを買えばいいんで、まだ良いものの、問題は封筒ですね。
封筒に入れて手紙を送る場合には定形郵便と、定形外郵便があります。
値段の違いは、この定形郵便か定形外郵便かと、それぞれの重さによって決められます。
【定形郵便で送れる封筒や郵便物のサイズと値段】
<サイズと重さ>
最大:23.5㎝×12㎝ 厚さ1㎝以内
最小:14㎝×9㎝
重さ:50グラム以内
<値段>
25g以内… 82円
50g以内…92円
コンビニや文房具店で封筒を購入するときは、「定形郵便対応」となっているものを選べばOKですね。
これを超えるものは定形外郵便となりますが、同じ定形外にも規格内と規格外によって値段や取扱が変わりますので注意が必要です。
【定形外郵便】
<規格内のサイズ>
長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内
<値段>
50g以内…120円
100g以内…140円
150g以内…205円
250g以内…250円
500g以内…380円
1kg以内…570円
<規格外のサイズ>
規格内のサイズを超えるもの
<値段>
50g以内…200円
100g以内…220円
150g以内…290円
250g以内…340円
500g以内…500円
1kg以内…700円
2kg以内…1,020円
4kg以内…1,330円
■郵便書簡
ミニレター25g以内…62円
■交付記録郵便としない特定封筒郵便物
レターパックライト 厚さは3cm以内、4kg以内…360円
■交付記録郵便とする特定封筒郵便物
レターパックプラス 4kg以内…510円
郵便局に定形外郵便を持っていくと、係りの方がメジャーで寸法をシュルシュル測ったあと、重さを量ってくれますね。
それには定形外郵便のこんな規定が関係しているのです。
仕事などで、たくさんの書類を折らずにいっぺんに送るということがあるかもしれませんが、そんなときはレターパックを使ったほうがお得です。
紙って、意外と束にすると重いものなので、重さや大きさに合わせて、お得なものを選択するようにしましょう。
スポンサーリンク
各コンビニで販売している切手の種類は?
さて、貼る切手の種類はわかったところで、近くのコンビニで切手を購入しようと思っているあなた!
実は、
同じコンビニチェーンでも切手の種類は異なる
ので要注意!
私の住んでいる地域にある大手三社のコンビニで販売されている切手の種類をまとめましたので御覧ください。
・セブンイレブン
2円、5円、10円、62円、82円
・ローソン
10円、62円、120円、140円
・ファミリーマート
2円、10円、50円、62円、82円、92円、120円
同じコンビニでも店舗によって扱っている切手の種類も異なるケースがありますので、あくまで参考としてお考えください。
とはいえ、切手を組み合わせれば、大体の郵便物が上手いこと送れるようにはなっているので大丈夫です。
だたし欲しい種類が在庫切れ、、、というケースも0ではありませんので、その辺りはご注意くださいね。
郵便物は大きさと重さによって、貼る切手の金額が違うということが分かりました。
身近なようで、意外と知らない貼るべき切手の値段。
緊急の時にサッと発送できるように、覚えておきたいですね。
決して二度手間にならないよう、切手に関する不安を感じたら、この記事をブックマークして見返してくださいね!