ボウリングって、みんなで気軽にできるスポーツとして、今も昔も根強い人気ですよね。

ちなみに、間違えやすいので最初にお伝えしておきますと、「ボーリング」ではなく、「ボウリング」が正しい表記です。

(前者で検索される方が多いので、念のため注釈しておきます)

それはさておきで、会社帰りや週末などに「ちょっとボウリングいこうか?」なんてことも多いですよね。

あるいは、忘年会や歓送迎会といった節目の場面でもボウリングはいまだ根強い人気です。

そんな時に格好良くハイスコアを出せたらなあ・・・と思っていらっしゃいませんか?

実はトクする君ですが・・・

少年時代に、当時セミプロだったトクする母と一緒に、毎週ボウリングに明け暮れていた経験があり、最高スコア248を出したこともあるアマチュアボウラーなんです^^

ここでは、そんなトクする君直伝の、ボウリングの投げ方のコツについて解説しています。

「せめて150位のスコアは平均して出したい!」という初心者さんには、目から鱗の内容となっています!

ボウリングの投げ方の基本動作

ボウリング場

後ほど紹介しますが、ボウリングの投げ方にも色々な種類があります。

しかしながら、基本動作は一緒で、5つのポイントを意識するとメキメキと上達します。

もっと言ってしまうと、ボール構えて投げるまでは、5歩で投げるのが基本。

投げるまでにパタパタと細かく足数を重ねる方がいますが、あれは返って難しくしていると思った方が良いです。

つまり、5歩で行う動作を身につければ上手く投げれると思えば、なんだか出来そうな気になってきましたよね^^

ボールの選び方

ハウスボール

正しい動作で投げる前にボールの選び方も確認しておきましょう。

私たちアマチュアボウラーは、ボウリング場にある「ハウスボール」を使いますよね。

当然ながら、重いボールの方が倒れやすいのですが、重すぎると手首に負担がかかるため、

女性なら9ポンド~11ポンド、男性なら12ポンド~15ポンドを目安として、ちょっとだけ重いかなと感じるボールを選ぶようにしましょう。

また、同じ重さのボールでも指穴の大きさが違いますよね。

この指穴を選ぶ時は、親指を入れてクルクルと左右に回してみて、関節が当たるか当たらないかくらいのボールにするのがコツです。

ボールを投げる動作では親指でしっかり支え、投げる時は最初に親指が抜けます。

そのため、中指と薬指よりも、まず親指の穴がちゃんと合っているかが大事になってくるというわけなんですね^^

ちなみに、ハウスボールの場合は、親指の穴が合えば、大体中指と薬指も合うようになっています。

5歩で投げる5つのポイント

投げる前の立ち位置ですが、助走をするところを良く見ていただくと、スタンディングドットという印が3箇所あります。

スタンディングドット

この3箇所の内、2番目ドットの手前に、真ん中のピンと自分の左足が一直線になるように立ちましょう。

ボールは左手(左利きは右手)を添えて胸の位置に構えます。

1歩目の足は右から(左利きは左足から)出して5歩目でボールから指をぬくイメージになります。

この5歩の動作で意識するポイントを以下にまとめました。

1歩目:両手を前方(肩のちょっと下あたり)に差し出します。

2歩目:左手の支えをはずし、ボールを持っている右腕を後方に移動させます。この時、腕は肩と同じくらいの高さまで後ろに上げるイメージをしましょう。

3歩目・4歩目:後方いっぱいに振りあげたボールを、振り子のイメージで前方に持っていきます。

5歩目:床にボールが接地したところで、親指→薬指→中指の順に指をぬくイメージでボールを離します(リリース)

リリース後:ボールが離れた後も腕を止めようとせず、そのまま振り子の法則で腕を耳の高さまで持っていきます。

無理に力を入れずにボールの重みを利用して振り子のようなイメージで上記の動作を意識すると上手く投げることができます。

また、投げる時の目線は足元でも、ピンでもなく、常にレーンにある黒い三角点(スパット)を常に見るようにすると身体のバランスも安定します^^

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ボウリングの投げ方の種類を知ろう!

ボウリングの投げ方には、大きく分けて3種類あります。

基本動作は一緒ですが、野球と同じくボールの持ち方、指のぬき方、投げ方によって軌道を変化させることができます。

では、それぞれの特徴を見ていきましょう。

①ストレートボール(まっすぐ)

親指をまっすぐ上に向け、そのまま親指が投げ終わるまで曲がらないようにしながら投げる方法です。

1ピン、2ピン残しのスペアを確実に狙う時に有効な投げ方ですね。

進行方向に回転がかかるので、ボールが投げた方向にまっすぐ進み、狙いたい場所にボールを投げることができます。

②フックボール(カーブ)

親指を10時の方向に向け(左利きなら2時の方向)、そのまま角度を変えずに投げる方法です。

野球で言う所の、外側から内側へと曲がるカーブの軌道を描く投げ方。

中指と薬指をボールから手が離れる瞬間にピンの方に押し出すようにして投げると、よりボールの軌道に角度がついてピンが倒れやすくなります。

持ち方や指のぬき方にはコツがありますので、詳しくは別の記事で解説しました。

③バックアップボール(シュート)

親指を2時の方向(左利きは10時の方向)に曲げたまま投げる方法。

フックボールと逆のシュート回転をかける投げ方です。

このバックアップボールは、手首に負担がかかってしまいやすいので、遊び程度のボウリングや初心者には向いていない投げ方です。

また、女性や力の弱い人は、自然とボールの重さに腕が負けて手首がねじれている可能性がありますので注意してくださいね。

どうしてもシュート回転をかけてみたい!という方は、こちらの記事でコツをまとめましたので、参考ください^^


このように3種類の投げ方がありますが、

どんな種類のボールを投げる時も、5つの基本動作は同じです。

そのため、初心者だったり、スコアが100を超えないという方は、無理に回転をかけようとせず、基本動作を意識して投げるだけでも、見違えるほど上達します。

会社の行事や友だちとボウリングをする機会も多いかと思います。

そんな時に、しれっと高スコアを叩き出せるように、これを機に密かに1人で練習を積み重ねてみてはいかがでしょうか。

それでなくともボウリングはストレス発散にもおすすめですので、練習がてら今すぐ近くのボウリング場へ足を運んでみてくださいね!