子供が生まれると、ほんと日本の行事にたくさん関わる機会が増えますよね。

七五三も子どもの伝統的な行事の一つ。

自分が子どもの時の記憶は、なんとなく千歳飴をもらって嬉しかったなあ、くらいしかなかったので、

いざ自分の子供が七五三の年齢に近づいたとき、数え年か満年齢のどちらで七五三をお祝いするのか、わからなくなってしまったトクする君です^^;

そこで今回は、七五三の備忘録として、

2019年の七五三はいつ?

七五三はいつまでにすればいい?

をテーマに、七五三の由来や七五三のお参りで混雑が予想される日程なども含めて、詳しくご紹介します!

「今年うちの子、七五三する年齢だったっけ?」という方のために、年齢早見表も紹介してますので、ぜひご参考くださいね!

2019年の七五三はいつ?

さて、まずは七五三の日程からいきましょう。

ずばり、2019年の七五三は11月15日(金曜日)です。

特に今年の七五三は大安日に重なり、平日でも混雑が予想されます。

七五三は昔から11月15日と決まっていますが、この日に行われる理由とは、どのようなものなのでしょうか。

七五三という行事について、もう少し深く掘り下げていきましょう。

七五三を11月15日に行う理由

七五三は、毎年11月15日に行われる年中行事ですが、この由来は旧暦の11月は作物の収穫を終える時期で、

神様に実りの感謝を込めて、その月の満月である15日に子供の成長と、作物の収穫をお祝いをする習慣がありました。

その後明治改暦以降は、現在の新暦である11月15日に七五三を行うようになり、今では11月の土日祝日で行われることが多くなったのです。

ただ、寒冷地では11月はとても寒く、子供に負担をかけてしまうので10月に七五三を行うこともあり、必ずしも11月15日にしなければならないという決まりはありません。

七五三ってどんな行事?

なんとなく神社にお参りに行って、千歳飴をもらうイベントのような認識のある七五三ですが、そもそも七五三は、なんのためのお祝いなのでしょうか。

七五三という行事は3歳、5歳、7歳の子供を神社などで七五三詣でを行い、子供が無事に成長したことを家族でお祝いする行事です。

もとは、関東圏で行われる地方独特のものでしたが、京都や大阪に広まり、今では全国で行われる年中行事になりました。

また、七五三の発祥と言われている関東では、

  • 3歳(髪置きの儀)髪の毛を伸ばし始める儀式
  • 5歳(袴着)男の子が袴を着用しはじめる儀式
  • 7歳(帯解きの儀)女の子が幅広の帯を結び始める儀式

と、このような儀式になっていて、とくに7歳の七五三を迎える女の子は厚化粧をして、大人と同じような帯を結んでもらう場合が多いです。

実際、私も7歳の七五三の写真を見ると、真っ白な顔に真っ赤な口紅の厚化粧に、豪華な幅広の帯を結んでいました。

また、ほかの地方では、3歳は言葉、5歳は知恵、7歳は歯。

この3つを、神様から授かったとして感謝する行事だと考えられている所もあるようですね。

男の子と女の子の七五三は何歳でお祝いするの?

七五三のお祝いをするとき、男女でお祝いする年齢が違います。

男の子は3歳と5歳にお祝いをするのが一般的ですが、地域によっては3歳のお祝いをしない場合もあります。

一方、女の子は3歳と7歳にお祝いをするのが、全国的に共通しています。

七五三はいつからいつまでにすればいい?

先ほど少し触れましたが、七五三は必ずしも11月15日にする必要はなく、10月から11月のどの日にちに七五三をお祝いしても問題ありません。

家族みんなでお祝いする場合、家族の日程が合わせやすい日にちに決めると良いでしょう。

2019年のピークはいつ頃?

10月から11月の間に七五三のお祝いをする場合、気になるのがピーク時期ですよね。

このピーク時期ですが、やはり土日祝日や大安の日などは混雑が予想されます。

そこで、10月のカレンダーと11月のカレンダーを見て、混雑を予想してみました。

(10月中旬以降の土日祝)

◆10月14日(月)赤口

◆10月19日(土)大安

◆10月20日(日)赤口

◆10月26日(土)赤口

◆10月27日(日)先勝

11月15日に近い日程で、土日祝日に七五三のお祝いを行う家庭が多い傾向にありますが、10月は六曜がのあたりが悪くないので、早めにすます方も多そうですね。

また、10月28日頃から七五三のレンタル衣装や写真撮影などの七五三関係の予約の混雑となるため、10月始めに予約をしておくと安心ですよ。

では、11月を見ていきましょう。

(2019年11月の七五三の週までの土日祝)

◆11月2日(土)先負

◆11月3日(日)仏滅

◆11月4日(月・祝)大安

◆11月9日(土)仏滅

◆11月10日(日)大安

◆11月15日(金)仏滅、七五三

◆11月16日(土)大安

◆11月17日(日)赤口

11月は3連休を利用して七五三のお祝いを行う家庭が多いと予想されます。

また、七五三当日は平日で仏滅ですが、それでも順当に混雑すると思います。

七五三の混雑を避けるには、やはり七五三当日を避けた平日に予定を組むと良いですね。

カレンダーと天気予報を見て、家族で話し合うことをおすすめします^^

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2019年の七五三は何年生まれの子が対象となる?

七五三をお祝いするとき、数え年でお祝いするのか満年齢でお祝いするのか迷う方もいるかもしれません。

トクする君の息子は早生まれなもので、余計に「あれ?今年だっけ?」となってしまったもんです^^;

この年齢の考え方ですが、結論から言いますと、現在では数え年と満年齢のどちらでもお祝いできるとされています。

昔は数え年しかなかった事もありますが、現在では満年齢がはっきりとわかっているので、どちらでお祝いをしても問題はないとされています。

傾向としては、満年齢で七五三のお祝いをすることが多いですが、トクする君の息子のように、早生まれの場合は同年代の子と一緒にするために、数え年で七五三を行いました。

以下には、2019年に七五三を迎える子どもが、数え年と満年齢それぞれ、何年生まれに該当するかをまとめましたので、ご参考ください。

(数え年で七五三のお祝いをする方)

◆3歳→2017年(平成29年)生まれのお子さん

◆5歳→2015年(平成27年)生まれのお子さん

◆7歳→2013年(平成25年)生まれのお子さん


(満年齢で七五三をお祝いする方)

◆3歳→2016年(平成28年)生まれのお子さん

◆5歳→2014年(平成26年)生まれのお子さん

◆7歳→2012年(平成24年)生まれのお子さん


七五三の日が近づくと、着飾ったたくさんの子供たちを神社で見かけます。

手に、千歳飴を持っている子供たちを見ていると、なんだかうれしくなってしまいますね。

この神社でのお参りですが、予約が必要な神社と、予約なしでお参りできる神社がありますので、お近くの神社に事前に問い合わせる必要があります。

また、神社のお参り、写真撮影、お食事など、一日で行うのは子供が大変という場合、写真撮影だけ別の日に行うなど工夫をすると、子供に負担をかけずに七五三のお祝いができますよ!