春の季語のひとつでもある潮干狩り。
ゴールデンウィークのレジャーに検討している方もいるのではないでしょうか。
家族でワイワイいいながら貝を掘り起こして一緒に砂抜きしたり料理したりとやって楽しい、食べて楽しいレジャーですね!
俯瞰してみると、大勢の人が集結して砂をホジホジしているのは異様な光景ですが^^;
一度いけばやめられなくなるのは、トクする君だけではないはず。
そこで各地方の潮干狩りの時期やオススメスポットをまとめました。
潮干狩りの時期って毎年いつからいつくらいまでが最適なの?
潮干狩りと言えば、GW時期のイメージが漠然とある方も多いですが、
全国的に見ると、
3月中旬から6月上旬にかけて
が潮干狩りのシーズンと言われています。
7月頃になると、貝たちは産卵期に入りますので、GWである5月は最盛期であると言えますね。
産卵期に入る前の春は、産卵に備えて栄養をたっぷりとってまるまると太った貝を採ることができます^^
また、春と夏は一番潮が引く度合いが大きく、
潮が引く時間帯が昼間に当たりやすい時期
なので、潮干狩りがしやすいというのもこの時期がシーズンと言われる理由の一つです。
どういった日だといっぱい採れるの?
良い時期の中でも、具体的にどういった日がいっぱい採れるのでしょうか?
正直なところ、潮干狩り場として名だたる所は、誰でも収穫できるように開場前に予め貝を放しているんで、シーズン中であれば大差はありません^^;
こうした所ではない、いわゆる本格的な潮干狩りをする場合には、
ちょうど昼から夕方にかけて3~4時間潮が引き、気温も水温も上がっている時間帯
これが潮干狩りに出かけるのがベストな時間となります。
地域によって干潮・満潮の時間が若干異なっているので、潮汐表や潮見表で時間を調べて行くと、長い時間ゆっくりと潮干狩りを楽しめます。
海上保安庁では潮見表をもとに潮干狩りに適した日を記した「潮干狩りカレンダー」を配信していますので、ぜひ参考にしてくださいね
2~3月にかけて今年の潮干狩りカレンダーが随時配信されるようなので、行きたい時期が決まったらチェックしておくと、日取りを決めるのに役立ちます。
一番潮が引く時間の2時間前くらいから潮干狩りを始めるのが、長い時間潮干狩りを楽しむコツですよ♪
潮干狩りの持ち物は?
潮干狩りに行く!と決まれば持ち物の準備を万端にしたいものですよね。
基本となる必需品はこちら
・長靴
・帽子
・日焼け止め
・飲み物
・着替え
・熊手
・網袋やバケツ
・クーラーボックス(持ち帰るときに使います)
裸足やサンダルだと貝のかけらなどで足を怪我することがあるのでズックや長靴がおすすめです。
春とはいえ、海は日差しを遮る建物が何もなくて長時間直射日光を浴び続けると体力を消耗します。
帽子を被ったり、首にタオルを巻くなど対策してくださいね。
春先といえども熱中症にも注意が必要
なので、ナトリウムを含んだ飲み物は必須アイテムです!
以前、潮干狩りの持ち物についてはこちらの記事でも触れたので、合わせて参考にしてくださいね^^
また、地域によって乱獲や漁業権の侵害を防ぐために潮干狩りの器具に制限があったり、
採ってもよい貝の種類や量が限られていたり、何センチ未満の貝は採ってはならないなどルールがあります。
事前に地域ごとのルールを調べて、海の生態系を守りつつ、漁業で生計を立てている人に思いやりを持って、マナーを守った上で潮干狩りを楽しみましょう。
関東・東海地方でおすすめの潮干狩りスポット3選!
それでは、ここからは全国おすすめの潮干狩りスポットをご紹介します。
まずは、関東東海地方から3つです^^
横浜 海の公園(神奈川県横浜市金沢区)
八景島を望み、都内からも近く、無料という最高の条件が揃う潮干狩りスポット。
潮干狩りが楽しめるのは、3月中旬から6月頃。
採れる貝はアサリ、カガミ貝、シオフキ、マテ貝など。
潮干狩りの他にもサッカー場、バーベキュー場、ボードセーリング艇庫などレジャーにはうってつけの公園です。
駐車場が完備されていますが、好条件が揃っていることから混雑します。
特に、
ゴールデンウィーク中は早朝から駐車場に入ろうと待機している人がいる
という混雑ぶりなので、出来れば電車で来場するのが、トクする君的にはオススメです。
公園内の駐車場は4時からオープンしています。
牛込海岸(千葉県木更津市牛込)
「整備の整ったところで潮干狩りを楽しみたい!」
ということでしたら、牛込海岸がオススメです。
採れる貝はアサリ、ニシ貝、アオヤギなど。
3月中旬~8月上旬にかけて営業しています。(潮の満ち引きによって営業しない日もあります)
トイレや更衣室、休憩所、食堂、売店があって、駐車場は1,000台完備と、家族連れにも嬉しい設備です。
残念ながら無料ではなく有料なのですが、
大人(中学生以上)は2kgで1,600円
小人(4歳以上)は1kgで800円、1kg超過につき800円
ちょっと高い気もしますが、ゴールデンウィークの思い出作りのためならまぁ、安いもんでしょう。
吉田海岸(愛知県西尾市吉良町)
ふくふくと太った旨みの多い貝を採れると評判の潮干狩りスポットです。
3月下旬~6月下旬まで営業しています。
大人6kgで1,500円、子供(小学4年以上)3kgで800円です。
駐車場は無料で500台完備しています^^
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関西・九州地方でおすすめの潮干狩りスポット3選!
さらに西へ進んで、関西から九州までの潮干狩りスポットも3つ紹介していきましょう!
的形潮干狩場(兵庫県姫路市的形町)
バーベキュー、オートキャンプも楽しめる副業型の施設です。
4月上旬~6月下旬まで営業しています。
採れる貝はアサリ、マテ貝、ハマグリなど。
バーベキュー場で火を起こして、ハマグリに醤油を垂らしてジュワ~!
想像しただけでヨダレが出てきますね( ̄ー ̄)ニヤリ
トイレ、ロッカー、休憩所、シャワーが使用可能で駐車場は1,000台あります。
料金は小人(4歳以上)800円、大人(中学生以上)1,300円。
二色の浜(大阪府貝塚市)
年間100万人もの人が訪れるという人気のビーチ内にある潮干狩り会場。
貝塚市という名前からして、昔から貝がたくさん消費されてきたということを感じさせますね。
4月中旬~6月上旬に営業しています。
トイレ、食堂、簡易更衣室、足洗い場、駐車場1,850台完備と設備は充実!
大人(中学生以上)が1,500円、小人(3歳から小学生)が750円です。
採れた貝のうち大人800g、小人400gまで、おみやげとしてもらえます。
家族で何食かで食べきれる量なので、採り過ぎて無駄にすることもなく、海の生態系にも優しいシステムです。
入来浜(鹿児島県県日置市)
最後は本州最南端に位置する鹿児島県から!
47kmに渡る日本三大砂丘の一部。
海辺に立つと、ずーっと先まで砂浜が続いていて景色も素晴らしいところです。
入場料は無料です。
シーズンは3月~10月と長期に渡ります。駐車場は100台完備です。
採れるのはオキアサリ、ナミノコガイなどです。
これだけ美味しい条件が揃うと、ゴールデンウィークにはたくさんの人が来場しますので、混雑にはそこそこ覚悟が必要です。
お味噌汁に酒蒸し、パスタにあえてボンゴレ…。
貝は調理するのも楽しいし何より食べて美味しいから採る時もワクワクしますよね~^^
今年は海の魅力に触れて、美味しい海の幸を食べて、季節の楽しみを思う存分に味わいましょう!