お年玉を渡す時期は子供の年齢によっていくらにするか考えてしまいますが、今回は中学生の子供のケースをテーマとしていきます。

さて、中学生ともなれば、子供たちはお年玉をどんなことに使うでしょうか?

ipodやウォークマンといった音楽機器。

自分の好きな洋服やアクセサリーを買う。

など、小学生の頃とは違ってそこそこ値段の張るものも増えてきますよね。

そのため、必然的に金額を上げてお年玉を渡さざるを得なくなるのも中学生という時期。

しかし、あまり多くの金額を渡しても、金銭感覚がしっかりしてないので、いくらにすべきか渡すほうも悩んでしまいますよね。

そこで今回は、中学生に渡すお年玉の相場について色々と調査してみました!

中学生のお年玉の相場と考え方

中学生のお年玉相場

中学生になると、親に了承を得ずに買い物をすることもあります。

好きな飲み物、好きな食べ物、好きな本や雑貨類など、子供によって色々なものを自分で必要か不必要かを判断して購入する時期に入りますよね。

求めるものも大きければ、親としても甥や姪、孫に渡す立場としても必然的にお年玉の金額は大きくなってきます。

小学生のお年玉の相場でもデータとして参照させて頂きましたが、

ここでも教育業界の大手ベネッセの調査データを参考に、まずは親が子供に渡す学年別の中学生のお年玉の相場を見ていきましょう。

中学一年生の子供に親が渡すお年玉の相場

お年玉の相場:5,000円~1万円未満

中学一年生になると、お年玉は5千円以上1万円未満が相場になります。

小学校を卒業したばかりの子供なので、多くても1万円、親戚が多ければ5千円程度に納めたほうが、お年玉の総額が大きくならずに済みますね。

中学二年生の子供に親が渡すお年玉の相場

お年玉の相場:5,000円~1万円

面白いことに中学二年生になっても、お年玉の相場は5千円以上1万円未満でした。

二年生になると、一層身だしなみにも気を使う時期に入りますから、一年生の時よりは若干多めに渡すかと思いきや、平均相場は一年生の時と変わらないようですね。

けれど親戚が多い場合は、どうしてもお年玉の総額が大きくなってしまうので、渡す金額をいくらにするのかは、悩みどころですね。

中学三年生の子供に親が渡すお年玉の相場

お年玉の相場:5,000円~1万円

な、なんと、中学三年生になっても、やはり相場は5千円以上1万円未満が相場でした^^;

1万円以上2万円未満の金額を渡す家庭も増えてきますが、全体平均をとると三年間親から渡すお年玉の相場は変わらないという結果となりました。

親戚や祖父母、知人の子供に渡す場合の相場は?

このように親から子供に渡すお年玉の相場は変わらないですが、その分、親戚や特に祖父母が孫に渡すお年玉のほうが金額が多くなるのも中学生のお年玉事情の特徴です。

子供にとっても、お年玉の主力は両親以外から渡されるお年玉と言っても過言ではありません^^

親戚や祖父母が中学生に渡すお年玉の平均相場

お年玉の相場:1万円~3万円以上

このように親戚や祖父母、知人などから受け取る子供のお年玉の相場は、両親が渡すお年玉の相場よりも2倍~3倍高めになっています。

その理由は、中学校の入学祝や卒業祝いなどを渡す機会がない場合に、お年玉と祝い金を合わせて贈られることもあるために相場が上がる傾向もあります。

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上司の子供にお年玉を渡す時にはこんな工夫を

お年玉を渡すのは、何も自分の子供や親戚だけではありませんよね。

特に上司の子供に渡す場合は、小学生ならまだしも中学生のような年頃に渡すのは結構悩むもの。

お年玉は本来「目上の人が目下の人に」渡すものですが、上司の子供ですからね^^;

とはいえ、このマナーはあくまでも大人の間のマナーであって、子供には全く関係ありませんのでご心配なく。

この時期の子供の目は「親の知り合い=お年玉をくれる人」になっていますので、その瞳はお年玉への期待でキラキラしているはずです。

そんな子供を前にして、社会人としてのマナーを貫くのもちょっと辺ですしね。

でも、上司の手前、下手な金額でも失礼だしと思う方は、図書カードや商品券にして渡す方法もが結構当たり障りなくておすすめですよ^^


中学生にもなると、お金の意識も小学生の頃と変わってきます。

親としては大切なのは金額ではなく、お金に対する正しい考え方を教える大事な時期。

その分、親戚として、祖父母として渡す場合は少し多めに渡してあげるのも良好な関係を保つためにもいいのではないでしょうか^^

大人の事情があっても、結果的に子供が嬉しい年始になるようにする事が大切ですよ!