夏休みも中盤をすぎると頭を抱えるのが、自由研究を何にするか、ということ…。

これは何も子供だけでなく、最近では親も困ることなんですよね^^;

インターネットで手軽に情報を得ることができるようになった恩恵とも言うべきか、

年々、自由研究のクオリティが上がっている一方、文字や動画を見ただけでは詳しい作り方までは分からないので、結局親に聞くしかないわけです。

正直、聞かれた方も一から調べなければわからない(汗)

そこで、今回は子供の自由研究について大人が参考になる情報を中心にお伝えしていきたいと思います!

自由研究のテーマはどんな物があるのかをまず知ろう

jiyukenkyu

まず、自由研究のテーマを探すにあたって、ここ10年間くらいのデータを元にいくつかご紹介します。

【学年別】小学校の自由研究のテーマ

<一年生・二年生>

紙芝居作りや、卵の殻の貼り絵、新聞紙で紙粘土作り、ミサンガ作り、豆腐作りなど

<三年生・四年生>

ろうそく作りや石鹸作り、メダカの観察、昆虫採集、植物採集、貝の標本作りなど

<五年生・六年生>

歴史上の人物カルタ作り、ハンカチやTシャツの染め物、塩の結晶作り、レジンアクセサリーなどがあります。

昔はレジンアクセサリーなんておしゃれな自由研究のテーマはなかったですよね…^^;

色画用紙や段ボール、洗剤の空き容器などでノッポさんを一生懸命まねて自由研究の工作をしていた気がします(笑)

【学年別】中学生の自由研究のテーマ

・ウイルスとワクチンについて

・現在と過去の教科書を比較

・オリンピックの地図作成

・歴史人物カードゲームの作成

小学生の頃よりはもう一歩踏み込んだ感じですね。

トクする君は中学生で自由研究なんかあったっけ?、と思わず記憶すら怪しいですが。。。^^;

中学生の自由研究では、難しい内容が評価が高いというわけではなく、自分の色をいかに出すということがテーマ選定で重要視されています。

小学校低学年の親も一緒に協力できる自由研究例

小学校の低学年のうちは、楽しく自由研究を終わらせるという感覚を覚えさせるために、親も一緒になって作るという発想は悪くないですよね^^

旅の思い出にもなる貝の標本作りをテーマとして作成法をみていきましょう!

テーマ:貝の標本作り

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▼材料

・菓子箱などの空き箱

・厚紙

・脱脂綿や綿

・ラベルシールかマスキングテープ

・ラップかセロハン

▼作り方

海や川に遊びに出掛ける際に、落ちている貝がらを集めましょう。なるべくいろんな色や形があると面白いですよ。

集めた貝がらは、よく洗って乾かします。 細かい汚れは使い終わった歯ブラシなどを使ってきれいにしましょう。

貝がらが乾いたら、標本としてまとめていきます。

菓子箱の中に厚紙で仕切りをつくってから、中に脱脂綿を敷き、貝がらを 脱脂綿の上に、一つずつならべていきます。

図鑑などで貝がらの名前などを調べ、採集地、採集年月日などと一緒に、ラベ ルまたはマスキングテープに記入し、貝がらのそばに貼り付けます。

貝がらが箱から出ないように、ラップやセロハンなどできれいに包んだら完成です^^

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小学生高学年が作る一風変わった自由研究例

次に小学生高学年が作る自由研究の中で一風変わったテーマをご紹介します。

子供さんがテーマに困っているようであれば作り方を教えてあげてはいかがでしょうか!

テーマ:発泡トレーで年賀状スタンプ

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▼材料

発泡トレー

はさみ

油性マジック

スタンプインク

持ち手にする厚紙とセロテープ

▼作り方

① 自分の好きなデザインを考えます

② 発泡トレーに決めたデザインを少し濃い目のマジックで書きましょう。

③ マジックで書いた部分の発泡トレーが少しとけて溝ができますので、その周りを切り取ります。

④ 切り取ったものに厚紙で持ち手をつける。

⑤ スタンプで押してみて、確認しましょう。

溝が深い方が上手に押せますよ!夏休みなら、暑中見舞の葉書用に、年賀状用にパターンを分けて作ってみるのもいいですね^^

中学生向けの自由研究【理科編】

最後に、中学生の自由研究のテーマ。

さすがに中学生くらいの物になると文字だけでは説明できませんので、

理科編として面白い動画を見つけましたので、ぜひご参考ください。

ドライアイスを使ったちょっと面白い実験をしています。

材料は、食器用洗剤、ドライアイス、バケツです。

ドライアイスをバケツにいれて、水を上からかけます。

そして洗剤を腕にぬって、バケツにこすってぬりつけます。

すると、プクーッと風船のようにふくらみ、さいごはとってもきれいに破裂します。

見ててもやっても、わくわくしそうな実験でもありますが、「なぜ?」という部分をまとめると、なかなか良いテーマになりそうですね^^


親が「夏休みの宿題」と考えた時には、夏休み中にさせないといけない物という気持ちばかりが先行してしまいます。

でも、

自由研究のテーマのヒントだけを与えて考えさせる、わからなかったら質問する

という、親と子供のコミュニケーションを取る手段と考えれば、

自由研究を一緒に考える、作成に携わるというのも、あながち悪いことではないと思いますよね^^

今年の夏は、少し自由研究に対する考え方を変えてみてはいかがでしょうか?