夏の暑さにウンザリする瞬間ってたくさんあると思いますが、その1つが車に乗る時じゃないでしょうか?
真夏にもなると、締め切られた車内の温度は60℃を超えるとも言われますが、これを出来るだけ早く下げる方法はないものか。
毎年トクする君も試行錯誤しているんですが、ようやくルーティーンの方法を見つけることができました。
そこで今回は、わたしの車を実験台として車内の温度を一気に下げる方法をご紹介します。
【ステップ1】車内の熱気を外に逃がす
窓を締め切って太陽にされされている車内は思い出すだけでウンザリするほどの温度になっています。
ここで多くの方が、まずは早く熱気を外に出そうと考えて全ての窓を全開に開けることからはじめていないでしょうか?
実は窓全開にする方法は早く熱気を逃がせそうなんですが、意外とそうでもないんですね。
その理由は、いち早く熱気を外に逃がすためには風の流れの勢いが必要だからです。
これを作るためには、まず運転席の窓を全開にします。
そして次に、助手席側の窓をこのような感じで15cm~20cmくらい開けてください。
こうすることで全開の窓から入ってきた空気によって車内の熱気が1箇所に勢いよく押し出される形になります。
私はせっかちなので、このまま車を発進させて外の風を送り込んでしまいますが、暑い中乗りたくないという方は運転席のドアを5~6回開け閉めすることでもある程度熱気を外に逃がすことができます。
ちなみに、日本自動車連盟(JAF)の実験によると、この方法で車内温度が8℃下がったというデータもあるようで、実際でも体感で感じる温度が全く違います。
【ステップ2】エアコンをつける
車の窓をステップ1のように開けると同時にエアコンもつけましょう。
エアコン内部にも熱気が溜まっているのでまずは風量を最強にして早く熱気を外に追いやってしまいましょう。
この車内とエアコン内の熱気を外に逃がしている時(窓を開けている時)は、エアコンを外気導入モードにしておくこと。
そして時間にして2~3分たったら窓を閉めてから、温度設定を最低にして今度は内気循環モードに切り替えます。
※写真は温度設定を変える前に撮影したので、本来であれば「4→1」まで落とします。
こうすることで、車内とエアコン内部にこもった熱気をいち早く逃がすことができて、効率よくエアコンのパワーを発揮することができるようになります。
また、この時に両サイドのエアコンの送風口が動かせるようなタイプであれば、窓側に向けておくと熱くなったガラス面を冷ましてくれる効果もあります。
トクする君の車で色々と実験を試みた中では、この方法が最も早く温度を下げることが出来ました。
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【番外編】車内の温度を下げる冷却グッズの活用
ここまでの方法でも、ウンザリする車内の暑さをだいぶ早く解消できるのでぜひ試して頂きたいのですが、エアコンのパワーが落ちている車もありますよね。
トクする君も、そろそろ10年落ちになろうかというトヨタのヴィッツに乗っていますが、だいぶお疲れ気味でエアコンの力が年々落ちていることをヒシヒシと感じています^^;
こういう状態ですと、エアコンが効いてくるまでにやはり時間がかかってしまうので、予め車内の温度の上昇を防ぐか、より早く温度を下げておくために、このようなグッズの力を借りましょう。
車内の温度上昇予防にサンシェード
最近は100均でも売っていますが、サンシェードはしっかり遮光できるものが温度上昇を防ぐためにはおすすめです。
ちょっと面倒でも買い物中など、ちょっとした時でもこまめにサンシェードでブロックしておくのがポイントです。
車内の温度を下げるコールドスプレー
車用というわけでなく、夏に活躍するコールドスプレーを車に乗る時にシートに吹きかけるだけでも全然違います。
日本自動車連盟(JAF)の実験によりますと、これだけでも車内温度が5℃下がったらしいので、やらない手はないですね。
繰り返しになりますが車用ではありませんので、車内に置きっぱなしにはしないようにしてくださいね。(高圧ガスによって破裂の危険性があるため)
以上が車内の温度を一気に下げる方法でした。
ポイントはこの2つ。
- 窓を開ける(運転席全開&助手席は15~20cm程度)
- エアコンをつける(最初は外気導入モードで窓を閉めたら内気循環モードに切り替える
これに冷却グッズも加えながら、一気に車内の温度を下げて快適な夏ドライブを楽しみましょう^^