吸盤付きの商品って、買ってきた当初はビタッとカベやガラスや車の窓にくっつきますが、1年も経った頃にある日突然はずれてしまう事が多いですよね。
新しいのに買い替えれば良いとは思うんですが、そう簡単にいかないものもあります。
そこで今回は、この劣化した吸盤を復活させる方法について「熱湯」と「ハンドクリーム」の両方をトクするくんが試して見た結果をお伝えして参ります!
熱湯を使った吸盤の復活方法
今回、ことの発端は金魚を買っている水槽のフィルターの吸盤が外れてしまったことでした。
ある日突然、水の音がしないなあと思ったら吸盤が外れて水中に浸かってしまっていたというわけです。
色々調べた結果、熱湯かハンドクリームが良いことがわかったのですが、水槽なのでハンドクリームは使えない。
ということでフィルター掃除の際に熱湯を使って吸盤力が戻るか試してみたというわけです。
やり方は簡単で80度程度の熱湯に吸盤を5分程度つければOK。
水槽のフィルターはモーターがあるので少し不安でしたが、このように薄く引いたトレーに熱湯を入れてつけました。
横から見るとこのような感じで使っています。
水槽に入れる場合は温度変化に気をつけなければいけないので、5分ほどつけたら取り出して、さらに5分ほど放置しました。
そしていよいよ水槽に設置してみると、、、
ちょっとわかりにくくて恐縮ですが、ビタッとくっつきました!
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ハンドクリームを使った吸盤の復活方法
これですっかり気分がよくなった私は、家中の劣化している吸盤を探し歩いて見たところ、風呂場にあるものを見つけました。
こちら、シャンプーなどの詰替え用をボトルに入れる際に使うろうとです。
風呂場でたまにしか使わないないので、吸盤が赤茶けてしまっていました(これでも洗った方です 汗)
最近ちょっと触れただけでスルスルと落ちてしまって、ややイライラしていたので、このろうとの吸盤にハンドクリームを塗ってみようと思います。
ハンドクリームは嫁が使っていたこちらですが、この商品じゃなきゃいけない理由はありません。(その理由は後ほど解説します)
ハンドクリームを塗る時は、ほんとに薄いほうが良いということなので、手の小指の爪の半分ほどの量を全体につけました。
そして、接着面の汚れや水気をよく拭き、いざ吸着!
「ブブブブブッ」という音が出たのでビックリしましたが、熱湯同じくビッチリと隙間なくクッツキました(・∀・)
熱湯やハンドクリームで吸盤力はなぜ戻る!?
今回、熱湯とハンドクリームの2つの裏ワザで見事に吸着力が失われていた吸盤を復活させることが出来ました。
ではなぜ、こうした方法で吸着力が復活するのでしょうか。
吸盤は接地面(ガラスや壁)に対して真空状態を作ることによって外れないような仕組みになっています。
これにわたしたちは重さのあるものをかけることによって成り立つ便利グッズなわけですが、この吸盤は経年劣化とともに以下のような事が起こります。
- 温度や水分によって吸盤が変形してしまう
- 何度も外したりしているうちに細かいキズやヒビが入ってしまう
つまり今回トクするくんが実践した2つの方法は、
◆変形した吸盤を熱湯をつかって元の形に戻すことで吸盤を復活させる
◆細かいキズやヒビをハンドクリームで埋めて凹凸をなくし吸盤を復活させる
というやり方だったわけですね。
このように吸盤がくっつく仕組みを知れば、なるほど納得の復活方法でした。
上記2つの吸盤復活の裏ワザの経過状況ですが、水槽の方はやはり24時間水に使っている事もあり、2週間くらい経つと吸着力が弱くなってしまうことがわかりました。
一方、ハンドクリームの方は水に触れない限りは大丈夫そうな感じですね。
とはいっても永久的に吸着力を保てるわけではありませんので、あくまで応急処置としてタイミングを見て買い替えるようにしましょう。