公式な書類や大切な人への手紙で間違いたくないのが切手の貼り方ですね。

「たくさん切手を貼る場合はどうすればいいの?」

「外国にエアメールを送る場合はどんな感じで貼ればいいの?」

最近、メールやらSNSやらが普及して、とんと切手なんて貼ることが少なくなったあなた!

この機会に切手の貼り方の基本的なマナーについておさらいしていきましょう!

切手の貼り方と複数貼る時のマナーについて

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以前こちらの記事で紹介しましたが、切手には実に色んな種類があります。

⇒ 切手の種類は【その封筒・重さ】で大丈夫?二度手間の心配はココで解決!

ただ、確かに種類はたくさんありますが、

切手を貼る位置は

・縦封筒の場合は左上

・横封筒の場合は右上

これが基本マナーとなっています。

◆切手を貼る位置について詳しく解説した記事はこちら

切手を封筒に貼る位置【縦型は?横型は?複数貼る時は?】を解決!

一応、余白がない場合はどこにでも貼っていいことにはなっていて、別にどこに貼ったからといって送れずに戻ってくるということはありません。

ですが、あっちこっちに張ってあると見栄えも良くないですし、雑な感じがして失礼という感じがします。

向きについても特に規定はありませんが、見栄えを気にするのであれば、正面から見て数字が読み取れる向きに貼ったほうがベターです。

また、ここ数年で消費税が8%になったこともあって切手の金額も変わり、1円単位の切手を貼らなければならないこともありますね。

枚数については決まった規定はないのですが、一般的なマナーとしては、

切手は必要な分1枚、プラス端数分

を貼るのが理想とされています。

細かい金額で何枚も切手を貼るのは、いかにもあり合わせのモノを張り付けた感が出てしまい、相手に対して失礼だとも言われています。

これは事務処理上の問題ですが、1円2円の切手をたくさん貼ると、消印を押す機械に通らず、郵便局員の方が手作業で消印を押さなければならなくなります。

郵便屋さんの手間が増えてしまいますし、受け取った人も見た目にビックリするということもあるので、マナーとして1円単位の切手をたくさん貼らないほうが無難でしょう。

切手の綺麗な貼り方について

切手を貼るための基本的なマナーについて押さえた所で、いかにして綺麗に貼るか。

郵送物を送る側も送られる側も、切手が曲がっているよりも綺麗に貼られている方が当然ながら気持ちがよいものです。

こちらの動画で解説されているように、海綿とピンセットを使うと手を汚さず綺麗に切手を貼ることができますよ!

動画で解説されている手順について、以下にまとめましたので、合わせて参考ください。

①海綿やスポンジを濡らす

②切手の糊のついている面だけをサッと濡らす

③ピンセットで所定の場所に置く

④指先を使って中央の部分を軽く押さえる

⑤ピンセットで四隅を抑える

⑥クリップでとめるか、重しを置くなどして乾くまで待つ

スポンジや海綿は事務機屋さんや文房具店、ホームセンターで購入できます。

市販の糊を使って貼るとと、切手の端から糊があふれ出て汚くなったり、前後の郵便物とくっつく原因になりあまりおすすめできません。

糊を使って貼るなら、スティック糊のほうが良いでしょう。

手を出来るだけ汚したくないという方には下の動画のような貼り方もオススメです。

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国際郵便の切手の貼り方

さて、あまり送る機会は少ないために、いざ送ろうと思った時に「切手の貼り方これでいいんだろうか」と思うのが国際郵便ではないでしょうか?

といっても、

国際郵便になっても基本の切手の貼り方は同じ

なので、ご安心を。

国際郵便の場合、はがきや横書きの封筒で送ることがほとんどだと思いますので、切手は右上に貼るのがほとんど。

また、「外国に送るのだし、それ専用の切手があるのかしら…?」とも思いますが、

日本国内から海外に向けて送るのなら、日本で販売されている普通の切手で大丈夫です。

海外に手紙を送ると輸送料が高くつきそうな気もしますが、意外にもお安く、絵葉書などは全世界共通70円で送ることができます。

定形郵便やグリーティングカードになると、地域別に料金が異なりますが、定形郵便なら最高でも230円で世界各国に手紙を郵送することができます。

日本郵政でも海外への簡単なグリーティングカードの送り方を紹介しています。

はじめてガイド|海外グリーティングカード|国際郵便 – 日本郵便

上記のページの各国への料金のページを開くと、郵便物や輸送方法別に料金が調べられるので便利です。


切手の貼り方も調べてみると、いろいろな決まりやキレイに貼るコツがあって意外に奥が深いという結果でした。

心のこもった手紙を、相手にも気持ちよく受け取ってもらえるように、切手まで気を抜かずに丁寧に貼ってくださいね!