九州を代表するお祭りの一つ、

「博多どんたく」

毎年非常に多くの観光客が福岡に押し寄せるこのお祭りの魅力は、

行ったことのある人でしか味わえないものですが、

そんな博多どんたくに2019年こそは足を運ぼうと思っているあなたに、

各日程に開催されるイベントや随所の見所、そして交通規制の情報まで余すことなくお伝えしていきます!

博多どんたく2019年の各日程や時間

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まずは博多どんたくが開催される日程からしっかりと抑えておきましょう。

毎年5月3・4日(前夜祭は2日)

つまり、ゴールデンウィークにあたる祝日である、憲法記念日とみどりの日に開催されます。

2019年の博多どんたくは金曜日と土曜日にあたりますね。

イベントスケジュールは例年大きく変わりありませんので過去のスケジュールを元に、更新された順に最新のスケジュールをアップしていますので見ていきましょう。

●前夜祭

5月2日 16:30~20:30(福岡国際センターにて。入場には整理券が必要)

●パレードの時間

5月3日 13:00~19:00

5月4日 15:00~20:00

●総踊りの時間

5月4日 18:50~19:20

博多どんたくの各種イベントは?

●どんたく広場

明治通りの呉服町から天神間の1,270メートルがメインの会場である「どんたく広場」になります。

3、4日のメインイベントであるパレードと総おどりはここで開催されます。

●演舞台

市内30か所に演舞台が設置され、芸や様々なイベントが開催されます。

メイン会場の明治通りは博多駅から徒歩15分のところにありますが、演舞台は博多駅や港のそばにも設置されます。

●花自動車

2~5日の期間、福岡市内にて大型の自動車に童話やテレビアニメのキャラクターなどが電球やお花で飾られた自動車6台が市内を巡ります。

昨年はソフトバンクホークス、アンパンマン、ももたろうの花自動車が登場しました。

●総踊り

楽しそうなパレードを見ていると、「あー私も踊ったりしたいなー」という気分になるかもしれません。

フィナーレを飾る総踊りは飛び入り参加可能ですので一緒に踊って、お祭りを満喫なんてのもいいですね。

しゃもじを叩きながら踊るのが博多どんたくの総おどりの特徴です。

博多どんたくの見所は?

博多どんたくの見所は、なんといっても国無形民俗文化財にもなっているパレードです。

このパレードは、博多松囃子からはじまります。

この博多松囃子や古典どんたくなど伝統文化を担当した後は、市民が思いおもいの仮装をして街を練り歩きます。

パレードに参加する人数はなんと2万人!!そして観客の数は200万人!!

遠く北の大地、札幌市の人口と同程度の観客が来ると考えれば、いかにスケールがドデカい祭りであるかがわかりますよね。

仮装も奇想天外なものがたくさんあって見る人を飽きさせません^^

例えば、過去の例を見てみると、

●マーチングバンド

●タイの民族衣装の集団

●戦国武将隊

●ゆるキャラ

●チアリーダー

●巨大な獅子舞の山車

●鉄道少年隊(段ボールで新幹線になりすましている)

●鉄道とホテル会社(やはり段ボールでホテルの被り物)

●食品会社(コックさんのユニフォームに身を包んで行進)

●海上自衛隊(音楽隊と艦艇を模した山車)

●イングランドの民族衣装(イングリッシュホルンの演奏)

●ブラジルのリオのカーニバルの集団

この他、挙げたらキリがないのですが、笑える要素あり、珍しい要素あり、かわいい要素ありでとにかくすごい迫力です。

毎年のゲストも見所です♪

博多どんたくには芸能人が前夜祭の歌謡ショーで歌ったり、

福岡のご当地アイドルが演舞台でトークショーや歌披露したりと、ゲストが充実していることでも有名です。

2019年の前夜祭ゲストは、

●藤あや子

●北島兄弟(北山たけし/大江裕)

に決定!

ちなみに、過去の例を見てみると…

・ディズニーの仲間達

・スヌーピー

・HKT48

・山内惠介

・橋本環奈

・コロッケ

・水森かおり

・氷川きよし

・華丸大吉

・高田延彦

・堀内孝雄

うーん、結構豪華ですね~^^

当日の交通規制や駐車場の情報は早めにチェックしましょう!

これだけの観光客が押し寄せるお祭りですから、当日の交通規制もしっかり抑えておきたいところですよね。

メイン会場になるどんたく広場である明治通り、どんたくストリートになる博多駅前通りは、期間中に終日交通規制がしかれます。

過去データを元に交通規制の箇所と時間帯を以下でご紹介しますので、参考くださいね。

●呉服町西詰交差点~天神交差点東詰(明治通り)

3日 13:00~19:00
4日 15:00~20:00

●博多駅前2丁目交差点~博多区役所南口交差点

3日 10:00~11:30
4日 10:00~13:00

会場近くに車でいくと結構大変

博多駅はもちろん、最寄りの天神駅近くにも駐車場の数はあるのですが、正直いってすぐに埋まってしまうのであまり期待できません^^;

ここは最寄り駅から少し離れた場所のコインパーキングに最初から停めてしまったほうが得策と言えます。

●福岡市営地下鉄の駅

大濠公園駅(天神から2駅)

唐人町(天神から3駅)

薬院(3駅)

薬院大通り(天神から4駅)

ここらへんは会場から遠からず近からずで、駐車場に関しては穴場です^^

駐車したら地下鉄にヒョイっと乗ってしまえばすぐに会場に着きますし、そっちのほうが楽チンですね。

明治通りは交通規制がかかりますが、並行して走る昭和通りは規制がかからないので車で通れます。

しかし、200万人の観光客が押し寄せるとなるととんでもない渋滞が予想されます。

初めて参加される場合には、地下鉄天神駅も近いですし博多駅から歩いても15分ですので、

駐車場を会場そばにとるのは諦めて、地下鉄などの公共交通機関を利用するのが得策ですね。

また、ただでさえゴールデンウィークですし、人が3日、4日は押し寄せますので、早くにホテルは満室になります。

この記事を見たらすぐホテルを探す!

という位、早め早めの行動をするようにしてくださいね。

先ほど駐車場ところで挙げた、最寄り駅から少し離れた駅も参考にしつつホテルを探すのがポイントですよ^^

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【基礎知識】博多どんたくとは?

このように毎年5月の3、4日に行われる九州を代表するお祭りの一つである博多どんたく。

とくに有名なのは2万人が参加するというパレードで、奇想天外なパフォーマンスや仮装が見所になっていますが、

一体なぜ博多どんたくと言われる所以となったのか?

このお祭りの歴史を紐解いていくと意外な答えが出てきます。

博多どんたくの歴史

博多どんたくと言う名で知られていますが、正式には

「福岡市民の祭り 博多どんたく港まつり」

のことで1179年から現在まで続く、九州を代表する伝統的なお祭りの一つです。

平安時代に京都御所のお正月を祝う宮中参賀の行事が地方に伝わったもので、

それが九州に伝わった際に洒落っ気あふれる博多町人がさらに発展させて現在の形になったとされています。

博多どんたくの名前の由来

シュールな響きを持つ、祭りの名前「どんたく」ですが、

実は

オランダ語の「ZONDAG(ゾンターク)」

から来ていて、休日という意味があるんですね。

■ドンタク豆知識♪

現在も使われている半日休みを意味する「半ドン」という言葉も「ZONDAG(ゾンターク)…休日」から来ていて、略さずに言うと「半ドンタク」となるそうです。

博多どんたく公式HPの情報も参考ください♪


一年のなかでも長いドンタク(休日)がとれるのもゴールデンウィークとお正月くらいですね。

ここはぜひ、有意義なドンタクを過ごすためにも「博多どんたく」に足を運んでみてはいかがでしょうか?

目で見て、踊って、たのしいドンタクになること間違いなし!