日本に徐々に浸透しつつあるイースター。

近頃よく耳にするワードですが、ハロウィンと比べるとまだまだ認知度は低いですよね。

イースターとはゴルゴダの丘で磔にされて死んだイエス・キリストが3日後に奇跡を起こして復活したしたことをお祝いする日のことを言います。

日本語では「復活祭」と呼ばれています。

キリスト教の中ではキリストの誕生日であるクリスマスと並んで大切にされている行事の一つで、盛大にお祝いします。

ただ、日本では、

イースターっていつなの?

あなたと同様に、毎年この疑問を感じている方は決して少なくないのが現状と言える認知度ですよね。

そこで今回は、由来や伝統料理なども含めて、

「何となく知っているんだけど」というあなたの頭の中をつなげるお手伝いをさせていただきますね^^

そうすれば2019年のイースターからハロウィン同様に毎年楽しめるイベントになること間違いなしです!

イースター2019年はいつ?

イースターというと何となく

4月はじめというイメージ

がありますがよね。でも実は毎年イースターの日付は違っているんですね。

では、2019年はいつになるかと言うと、

2019年のイースターは4月21日(日)

となっています。

ちなみに、2011年以降の過去のイースターの日付を参考までにまとめてみました。

2018年:4月1日(日)
2017年:4月16日(日)
2016年:3月27日(日)
2015年:4月5日(日)
2014年:4月20日(日)
2013年:3月31日(日)
2012年:4月8日(日)
2011年:4月24日(日)

年によっては、最長で一ヶ月近く違う場合もありますね^^;

でも、曜日は全て日曜日になっているのがお分かり頂けると思います。

では、このイースターの日付は一体どのようにして決まっているのでしょうか。

イースターの計算方法

【イースターの割り出し方(カトリックの場合)】

① 春分がいつか調べます

② 春分の後の満月の日を調べます

③ その満月の日の後の最初の日曜日がイースター

春分とは、太陽の中心が「春分点」に達した時のことをいい、昼と夜の長さが同じになる日なんですね。

この春分も、世界各国それぞれ違っています。

そのため、春分の違いによっても、

早いところと遅いところではイースターの日付に一ヶ月も差が出る

こんなことも普通に起こってしまうわけなんですね^^;

また、キリスト教の中にもカトリック、プロテスタント、正教など宗派がありますが、

宗派によっては3月21日を基点にすると統一してイースターの日を決めているところもあるそうです。

2019年の日本のイースターを計算してみよう

では、もう一度日本の暦に沿って計算するとイースターは果たしていつになるのかを細かく見てみましょう。

上記の算出に当てはめると、

① 春分 → 3月21日(木) 春分の日

② 春分の後の最初の満月の日 → 4月19日(金)

③  満月の日の後の最初の日曜日 → 4月21日(日)

という形で2019年のイースターは4月21日(日)となるんですね。

イースターエッグとは一体何?

easter-2016

日にちに関してはこれでバッチリわかった所で、もう一つイースターといえば、

イースターエッグ

これについても、わかっているようなわからないような存在ですよね。

イースターエッグとは、イエス・キリストがよみがえったことを記念して作られる絵や色付きの卵の殻のことです。

なぜ卵なのかというと、

卵は古から復活の象徴

とされてきたからなんですね。

トクする君の家でも、365日毎朝卵を食べてますが、

これまで食べた数をカウントしたら、何回復活できるのだか・・・

と、くだらないことを、ふと思ってしまいました^^;

このイースターエッグですが、卵さえあれば非常に簡単に作れるものなんですよね。

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イースターエッグを作ってみよう!

【準備するもの】

・生卵

・安全ピン

・竹串

・ボウル

・ストロー

・絵の具

【作り方】

① 卵の上と下に安全ピンで小さな穴を開けます。

② 上下どちらの穴でもいいので、竹串を入れて穴を少し広げます。

※ 力を入れすぎると卵が割れてしまうので加減して開けます。

③ 広げた方の穴に、竹串を突っ込んで卵の中身を混ぜほぐします。

④ 小さい穴を上に、広げた穴を下にして、小さい穴にストローを当て息をゆっくり吹き込んで、中身の卵をボウルにあけます。

※ 息が強すぎると殻が割れてしまうのでゆっくりと。

⑤ 空っぽになった卵の殻に水を入れて洗い、自然乾燥させます。

⑥ 絵の具などで絵を付けて完成!


シンプルに絵の具で色を付けてもいいですし、色を付けたところにラメを付けたり、

流行りの紙ナフキンを使ってデコパージュしたりしてもオシャレに仕上がりそうですね^^

出来上がった後は、

●隠されたイースターエッグを探す「エッグハント」

●イースターエッグが壊れないように転がす「エッグロール」

などの遊びをして子供たちと楽しむようですね。

また、カゴに入れて飾ればインテリアにも!ぜひいろんな柄のものを作ってみましょう。

イースターの伝統料理って何?

キリスト教が信仰されている国ではイースターに合わせて食べられる伝統料理があります。

例をいくつか見てみましょう。

・ホットクロスパン

パンの真ん中に十字架を模したクロスが描かれたパン。

・マギリッツァ

羊の内臓、レタス、ハーブなどを加えてレモンで仕上げたスープ。

さっぱりとして美味しそうですね~。

・シムネルケーキ

ドライフルーツをたっぷりと加えて焼き上げたお菓子。

12使徒に見立てた11個(ユダは除いた数)の丸いお団子のようなお菓子を飾ります。

・鳩の形のパン

平和の象徴の鳩の形のパン。

ナッツをたっぷりとトッピングしたものが人気です。

・羊のお肉

復活祭には欠かせないものとして、昔から親しまれています。

エッグチョコレートがおすすめ!

ここまでがイースター伝統的な料理になりますが、近年ではイースターに合わせて

卵型のエッグチョコやウサギ型のチョコレートがお洒落で人気となっているようですね。

ピエールエルメパリなどの日本にもお店がある海外の有名チョコレートショップでは、毎年イースターに合わせて限定チョコレートを販売しています。

また、イースターに合わせて何か作りたいけど、

羊の肉は手に入りにくいし、パンはハードルが高い…^^;

そんな方は、チョコレートでイースターを楽しんでみるのはいかがでしょうか?

・イースターのチョコレート型

たまご、うさぎ、鳥…中々かわいいです( ̄ー ̄)ニヤリ

バレンタインチョコにも使える可愛さなので、中々活躍しそうなアイテムですよ。


私が幼少期のときに、クリスチャンである隣の友人のお家では日曜日に教会のミサに行くのが習慣になっていて私もたまに付いて行ってましたが、

信者の方々のイースターにかける情熱はすごいんですよね。

イースターに配るためのイースターエッグ数百個を子供たちで分担して絵付けをした記憶があります。

食べられるからなのか、なぜか茹で卵を配っていましたが・・・^^;

私はワケも分からないままセーラームーンやドラえもんの絵をせっせと卵に描いていた頃が懐かしく思い出されますが、

イースターにはこんな由来があったんだと今回改めて調べてみて思いました。

あなたも今年のイースターから、色々と趣向をこらしてみるのはいかがでしょうか。