春が来たなあ・・・って思う食べ物といったら何を思い浮かべます?
菜の花、桜鯛、初ガツオ、たけのこ・・・春は実に色とりどりで美味しい食べ物が並ぶ季節ですが、
そら豆
トクする君は、このそら豆が最も春の到来を感じさせる食べ物ですね^^
関東以北にお住まいの方は、ピンと来ない方も多いかと思いますが、トクする君が住んでいる鹿児島でのそら豆の旬は3~4月。
それから4~5月下旬には四国・近畿地方、そして5月~6月にかけて関東へとそら豆前線は北上していくんです。
このように日本列島どこに住んでいるかで旬が違うそら豆。それぞれの時期になると季節を感じることができる食べ物ですが、
スタンダードな食べ方はやっぱり塩ゆでですよね^^
ただ、時期ものゆえにどうやって茹でたらいいかわからない・・・さやごと茹でる?美味しく茹でるコツは?なんて声を毎年のように聞きます。
そこで、今回はそら豆の茹で方に注目して、旬のそら豆を最高に美味しく味わうための話をしていきますね^^
そら豆の美味しい茹で方
季節物だから、ついなんとなく適当に茹でてしまいがちなそら豆ですが、美味しく茹でるためには、ちょっとしたコツがあるんです。
茹で方のポイントをまとめましたので、ご覧ください。
<そら豆の美味しい茹で方>
【材料】
そら豆・・・1袋(500g)
塩(茹でる時用)・・・4本指で3つまみ
【作り方】
1)さやつきのそら豆を取り出します
2)そら豆のお尻(緑や黒い部分がない方)に包丁で少し縦に切り込みを入れる
3)たっぷり目のお湯に4本指で3つまみの塩を入れる
4)全部ういてきたら色が変わり、真ん中がぽわんとふくれてきます。
5)切れ間が少し開いてきて、再沸騰したくらいが茹で上がりのサイン♪
6)ざるに上げますが、この時は水にはさらさなくて大丈夫!
この中でポイントととなるのは、ゆでる前に包丁で少し切り込みをいれるところですね!
こうするとゆでた後に皮がしわしわになりません。
そら豆を剥いてみるとわかるのですが、頭の部分が緑のものと黒いすじが入っているものがあります。
緑のものは若くて柔らかい豆、頭が黒いすじが入っているものは成熟した豆。
黒いものが多い場合は若干ゆで時間を長くしてくださいね。
そらまめの保存方法
さて美味しくゆでるコツがわかったところで1つ質問!
あなたはそらまめをゆでたあと、どうやって保存していますか?
旬の物なのでたくさん買ってゆでたはいいけれど、食べきれなくてラップをしてそのまま冷蔵庫へ
・・・で、いつのまにか痛んで、泣く泣くごみ箱行きに…ということはないですか?
せっかくなら、少しでも長く保存したいものですよね^^;
基本的にゆでたそらまめは、ジップロックや密封容器へ入れて冷蔵庫に保存しましょう。この場合、賞味期限は1~2日です。
それでも、食べきれない場合は冷凍保存もOK!賞味期限は一ヶ月程いけます。
この時しっかりと、そら豆の水気を切って、こちらもジップロックや密封容器へ入れて冷凍庫へ保存しましょう。
解凍する場合は自然解凍したり、もう一度軽くゆで直してもいいです。
ただ電子レンジでチンは水気が出てパサパサになってしまうので避けてくださいね。
スポンサーリンク
塩ゆで以外で絶品のそらまめレシピ
そら豆は塩ゆでが最高!ではありますが、最近は色々なレシピがありますが、ここでは簡単な絶品レシピを3つご紹介します。
◆「焼きそら豆」
最近、居酒屋でもよく出てくるのは、さやつきごと香ばしく焼き上げる焼きそら豆です。
これご家庭でもとっても簡単で、さやごとグリルに入れ、皮が焦げるくらいまで7~9分ほど焼くだけなので、ご家庭でも簡単にできますね。
食べる時はしょうゆをちらっとかけていただけば、もう酒の肴にたまらん( ̄ー ̄)ニヤリ
◆「そら豆ごはん」
次はお子さんでもペロって食べれちゃうほくほく
【材料】
(2人分)
・そら豆 500g
・米 1と1/2合(270ml)
・昆布(2cm角のもの) 1枚
・酒 大さじ1/2
・塩 少々【作り方】
(1)米は洗って水加減をし、昆布、酒、塩を加えて炊きはじめます。
(2)そら豆はさやと薄皮をむきます。
(3)(1)から勢いよく蒸気が出てきたら豆を加えて炊き上げます。蒸らしてから昆布を取り除いてさっくり混ぜて完成です。
参考:そら豆専門店 まめそら
こちらもそらまめが、ほろほろっとくずれておいしいですよー!
色合いもとてもきれいで、まさに食卓に旬を感じる瞬間です♪
◆「そら豆パスタ」
最後に紹介したいレシピは、そら豆を使ったパスタです。
こちらの動画でたまたま見つけて作ってみたらメチャクチャ美味しかったです(作ってくれたの嫁さんですが・・・)
そら豆と、こちらも旬な新たまねぎとのコラボレーションが最高です。パスタと一緒にそら豆をゆでる時短さも手軽に作れるポイントですよ^^
ぜひ今年のそら豆の時期は、塩ゆでだけじゃなくて色々なレシピでそら豆尽くしといきましょう!
美味しいそら豆の見分け方
そらまめは元々、地中海や西南アジアが原産地です。 なんと大昔の新石器時代の遺跡からも出ているということも驚きですよね。
ギリシアやローマでもよく食べられていましたが、8世紀に中国より日本に来ました。
名前の由来は、さやの形がそらに向かっているように見えたことからきているそう。
ご存知でしたか?トクする君は知らなかったですね^^;
豆の爪の黒い部分を「お歯黒」と呼びますが、これは熟度の目安にもなっています。
旬の出始めは色が薄めですが、時期が終わりに近づくと黒いものが多くなります。
そらまめの種類は、「打越一寸」「陵西一寸」「仁徳一寸」など一寸系の品種があります。
美味しいそらまめを選ぶ際には、さやがきれいな緑色で、均一にふくらみ、わたのような弾力のあるものが良いです。
また、新鮮なものはうっすらとうぶ毛がついているのも特徴ですね。
さやが黒ずんでいるものや、張りのないものは避けたほうがよいですね。
また、さやから豆を出すと風味が落ちていくので、購入するときはさやつきを買ったほうが絶対におすすめですよ^^