2015年の3月14日の北陸新幹線の開通とともに、今まであまり馴染みのなかった特産物を耳にする機会が増えましたよね。

その一つとして、

香箱蟹

この名前の蟹について気になり、わざわざこのページに足を運んでくださったことと思います。

そんなあなたのために、読み方やシーズン、さらには美味しい香箱蟹が食べられる宿まで、詳しく解説していきましょう。

香箱蟹の読み方と種類は?

koubakogani

「香箱蟹」ってそもそも読み方もよくわからないって方も多いですが、

「こうばこがに」と言われ、北陸地方で採れる雌のズワイガニ

のことを言います。

外子と呼ばれる卵と味噌の部分である内子があり、美味しさでは他の蟹に引けを取らない種類です。

雄のズワイガニに比べても小さな分だけ濃厚な味をしていて北陸の各地の地元でも高い人気を得ています。

雄に比べて禁猟期が長いため、その味を楽しめるのはごく短い期間となっている貴重な蟹なんですね。

香箱蟹が穫れる旬の季節は?

雄のズワイガニに比べて禁猟期間が長いのが雌のズワイガニ。

つまり、香箱蟹はの味を楽しめる時期はごく限られた期間となっているわけですが、

一般的には11月の上旬から年内いっぱい

が旬とされる時期と言われ、地元の人たちもその季節を楽しみにしているようですね。

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香箱蟹って値段の相場はどのくらい?

このように最近になって突然、名前を耳にするようになった香箱蟹ですが、

値段についてはまだまだ知らない人のほうが多いことでしょう。

ただ、限られた期間限定のズワイガニだけに・・・さぞ高いのではと思ってしまいますよね^^;

例年の価格を参考に具体的なお取り寄せ商品から相場を探ってみました。

■香箱蟹5杯セット

蟹も相場物のため価格の変動はありますが、5杯セットでは5,000円前後が相場のようですね。

香箱蟹は短い期間しか食することの出来ない人気の種類です。他種のカニとの抱合せ商品も毎年商品化されています。

例年の相場でみると大体1杯が1,000円を超える程度の価格と考えておけばいいでしょう。

ただし、販売期間が非常に短く、地元での人気も高いということもあって販売終了となるのが早く貴重な商品と言えます。

香箱蟹が食べられるお薦めの宿

お取り寄せもいいけど、北陸新幹線も開通したし、やはり現地に行って食してみたいと思いますよね?

そこで例年、香箱蟹を使った料理で人気のあるオススメの宿を3つ紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね^^

旅亭懐石 のとや

北陸の幸を使った料理で人気の宿です。

シーズンには香箱蟹を使用したコースメニューも用意されることが多く、北陸旅行の際は空室をまずはチェックしておきたい宿の1つと言えます。

吉田屋 山王閣

11月の上旬からはカニ会席がセットになった宿泊プランが登場します。

旬な時期に北陸の蟹を満喫できる宿です。温泉も有名なので身体も癒した上で美味しいものを満喫できる宿として人気があります。

みどりの宿 萬松閣

こちらも食と温泉を共に満喫できる宿として人気の宿です。

様々な料理と温泉の効果で女性やファミリーからの人気も高くなっています。

新幹線の開通とともに人気と知名度を上げてきている香箱蟹ですが、その短い旬な時期には地元の人も含めて多くの人が買い求めます。

お取り寄せにするのか、せっかくだから新幹線に乗って現地で食するのか楽しみ方を考えてみましょう。