毎年11月になるとそわそわ、ワクワク楽しみにしている人も多いこと。

それは、ボジョレーヌーボーの解禁

今年2018年のボジョレーヌーボーはどうでしょう。

毎年ニュースでも解禁前から連日のように話題になりますね。

ちなみに、呼び方の違いについて読者さまから貴重なご指摘頂きましたが、

「ボジョレー⇒ボージョレ or ボジョレ」

「ヌーボー⇒ヌーヴォー or ヌーボ or ヌーヴォ」

と各所によって様々な発音をする場合があります。

フランス語の「Beaujolais Nouveau」をカタカナ表記で表した時の違いによるもののため、

解釈は様々ですが、当サイトでは「ボジョレー・ヌーボー」とさせて頂いておりますのでご了承ください。

さて、普段はワインを口にしない人でも気になる、このボジョレーヌーボーについて

解禁日や出来の評価の最新情報から、ボジョレー初心者の方に役立つ豆知識までを詳しくご紹介してまいりましょう!

ボジョレーヌーボー2018年の解禁日は・・・

beaujolais-nouveau-2015

ボジョレーヌーボーの解禁日は毎年11月の第3木曜日

意外と毎年決まった日であるということは知られていませんが、実はちゃんと決まっているんですね。

今年、2018年は11月15日の木曜日がその解禁日にあたります。

毎年話題になるボジョレーヌーボーの解禁日ですが、

11月の第3木曜日と知っておけば、入手しやすくなりますし、早めにレストランの予約もできますからね。

相当のワイン通は1年前から人気店を押さえておくというから驚きです・・・^^;

ボジョレーヌーボー2018年の出来はどうなのだろう?

2018年のボジョレーヌーボーの出来については、8月末の時点でボジョレワイン委員会のプレスリリース情報によると、「すばらしヴィンテージへの期待高まる」という発表でした。

ぶどうの出来に関しては、2018年1月以降には完璧に近い気候のようで、とくに適度な風のおかげでカビや病害がほとんどなかったようです。

傾向としては昨年の2017年、2015年、2011年、2009年と似たような感じといったところのようです。

ちなみに、昨年2017年は「量的には少ないが、素晴らしいヴィンテージ品質」といわれました。

2018年は最終的にどんな品質でお目見えするのか、今から楽しみですね^^

過去10年のボジョレーヌーボーの出来の評価を見てみよう

ボジョレーヌーボーは毎年ソムリエなどからの評価として、そのキャッチコピーも話題になります。

ここ10年を見てみてもわかるように様々なキャッチコピーで購入意欲を掻き立ててきています。

2006年「昨年同様良い出来栄え」

2007年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」

2008年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」

2009年 「過去50年でも素晴らしい出来」

2010年 「1950年以降最高の出来といわれた2009年と同等の出来」

2011年「近年の当たり年である2009年に匹敵する出来」

2012年「ボジョレー史上最悪の不作」

2013年「小粒だが味の濃いブドウが収穫できた」

2014年「エレガントで味わい深く、とてもバランスがよい」

2015年「記憶に残る素晴らしい出来栄え」

2016年「エレガントで、魅惑的なワイン」

2017年「量的には少ないが、素晴らしいヴィンテージ品質」

ボージョレワイン委員会一部抜粋して引用

毎年、何かしらの好印象を与えるキャッチコピーを付けるのが通常ですが、2012年だけは違いました。

この年については、「ボジョレー史上最悪の不作」のキャッチコピーで当時の状況を素直に公表した形となっています。

果たして2018年はどのような評価のキャッチコピーがつけられるのか、今から非常に気になりますね。

スポンサーリンク




そもそもボジョレーヌーボーと普通のワインと何が違うの?

beaujolais-nouveau-2015-2

普段、ワインをあまり口にしない人にとっては、

そもそもボジョレーヌーボーとは普通のワインと何が違うのか

そんな疑問を持たれる方も少なくないようですね。

ワインの種類の違いと思っている人も多いようですが、ボジョレーヌーボーとは、

その年の葡萄で最初に作るワイン

のことを言います。

フレッシュさを売りとする反面で製造側にとってはその年の葡萄の品質を確認するという意味も持っています。

飲む側にとって普通のワインと大きく異なるのは、普通のワインは冷やしすぎると渋みが増してしまうのに対して、

ボジョレーヌーボーの場合は冷やして飲む方が美味しくいただけます。

また、保管についても通常のワインは寝かせれば味が出ると言われるのに対して、

ボジョレーヌーボーの場合はフレッシュさが売りなので、

解禁から2、3ヶ月以内が一番美味しく飲める

逆にそれ以降は、ボジョレーヌーボーとしての価値や魅力はなくなってしまうと言ってもいいでしょう。

ボジョレーヌーボー2018年物を解禁日に入手するには?

ボジョレーヌーボーは、一般的な酒屋さんやスーパー・百貨店、

そして最近ではコンビニでの予約注文が、かなりスタンダードな入手方法になっています。

また、同時にネットでの予約も活発になっていて、「解禁日にお届け」というのも、もはや当たり前になってきましたね。

中には解禁日前夜に届くなんて所もあったり、なかったり。。。

その他、各店、様々な予約特典を用意したりもしていますので、ボジョレーヌーボーそのものの価格だけを見るのではなく、予約特典をうまく活用することで、よりお得に入手することもできますよ!


1年にボジョレーの時くらいしか本格ワインを飲まない方は正しい開け方も予習しておきましょう!

ワインの正しい開け方【コルク栓をスマートに抜く方法】

予約の受付はかなり前から開始されているボジョレーヌーボーです。

毎年世間を騒がせているキャッチコピーのない今年のボジョレーはどのような味なのか。

皆さん自分の口で味わって確かめてみてはいかがでしょうか。