息子も、記事を書いている、この春から小学校に行きはじめ、後ろ姿を見ると、ついつい昔のことを思い出してしまうのは、私が年をとったからでしょうか^^;
いろんな思い出の中でも、
お宮参り
は産まれてから最初の行事として特に印象深く残っています。
といっても、当時は初めてのことで何をどうしてよいか嫁さんと揃って色々調べたことも記憶に残っているため、同じような人も多いのだろうなと感じています。
この記事に辿り着いたあなたもそうかもしれませんね?
そこで、慌てることなくお宮参りを良き思い出にして頂けるように、基本的な情報から豆知識までをご紹介していきます!
お宮参りの歴史や風習について知ろう!
お宮参りという風習は、こどもが生まれて初めて産土神【うぶすながみ】という神様にお参りをすることにより、
その土地の人一人になったことを神様に報告し、こどもの健康と長寿を祈る行事です。
そのため、初宮参りとも呼ばれています。
産後に神様に報告をすることを、昔は産土詣【うぶすなもうで】とも言っていたんですよね。
このお宮参りの風習は室町時代頃からで、とても古い習慣だということがわかります!
また、江戸時代になると、お宮参りの帰途に大老宅へ挨拶に立ち寄る風習などが加わり、
その後この武家社会の習慣が一般人の間にも広まり、おめでたい事として親戚宅へお宮参りの報告をする習慣が、全国へ広まっていきました。
お宮参りはいつ、どこへ、どうやってすればいいの?
お宮参りは、地方によって異なりますが、
男子は生後31日目
女子は生後33日目
それぞれの日に、その土地の守り神である産土神に参詣します。
最近は、大体生後1ヶ月後くらいに地元の神社にこだわらず有名神社に参詣する人が多いですね!
お母さんの体調や、季節も考慮して日にちは考えても大丈夫ですのでご安心を^^
また、昔はお宮参りは赤ちゃんの両親と夫の父母が神社へお参りするものでしたが、
今では両家の父母が参加するようになっていますね。確かにお宮参りはみんなで参加したいですよね。
神社でのお宮参りを済ませた後に写真館で記念写真を撮影したり、会食などをして話を楽しむ方が多いです。
でも、両家の両親がとても遠いところに住んでいたりする場合などは、夫婦と赤ちゃんだけでお宮参りをすれば大丈夫ですよ!
お宮参りには、子どもに祝い着の着物を着せて、こどもを夫のお母さんが抱くことが習慣になっています。
昔から産後しばらくの間は「産の忌み」
といわれ、産んだ本人は穢れた体をしているからこどもを抱かせないんだとか、産後の女性に無理をさせないためとかいわれています。
記念写真は、夫のお母さんが抱いているのが多いというのは、こうした意味があるからなんです(^^)
またお宮参りの正式な祝い着は、
男児が黒地の紋付き
女児は友禅の晴れ着
となっています。
昔は、祝い着を妻の実家が準備をしていましたが、今では特にこだわらない人が多く、
自分がお宮参りに着てたものを着せたりと、その家によって代々受け継がれている祝い着を着せるという所もありますね。
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お宮参りの初穂料についての相場やマナー
宮参りの際に支払う祈祷料のことを初穂料と呼びます。
納める際には、赤と白の蝶結びの「のし袋」を使います。表書きは「初穂料」と書き、水引の下には赤ちゃんの名前を書きましょう。
初穂料の金額は、
5,000円から10,000円が目安
分からない場合は5,000円を目安に包んでおけば大丈夫ですよ。
また、支払うのは誰かということですが、基本は赤ちゃんの両親、つまりあなたが支払う事が通例です。
でも祖父母から払いたいと言われれば、お言葉に甘えても構いません( ̄ー ̄)ニヤリ
お宮参りの着物レンタル・写真代・食事代に関する豆知識
ここまでで、お宮参りについての概要は理解頂けましたでしょうか?
最後にお宮参りの写真館に関する、ちょっとした豆知識をご紹介しますね。
まず、お宮参りの際の着物についてですが、
写真館で撮影予約をすると、赤ちゃんの着物を無料で貸してくれる
こうしたサービスがあります^^
チェーン展開している写真館はほとんどそうですね。
お母さんの着物は有料ですが、写真館へいけば着つけもしてくれますし、お宮参りの間にかさばる手荷物を一時預けておくことも可能です。
また、写真館の写真の料金は撮影料+商品代ですので、何枚撮影しても撮影料はかわりません。
ただし、写真の枚数によって値段が変わるので、「あれもいい、これもいい」となると予想以上に高くなる場合もあります^^;
家族での会食費用も、1人5,000円ともなれば3万円くらい必要になります。
トータルの費用も考えながら、思い出に残る写真をぜひ厳選するようにしてくださいね^^