クリスマスやお正月の一品として大活躍のローストビーフ。

デパートで買うのもいいけど、自分で作るとリーズナブルでおいしいローストビーフが出来上がりますよ。

しかも炊飯器を使って作れるってご存知でしたか?

今回は、そんな自宅で作るローストビーフの作り方から保存の仕方まで、美味しく食べるコツをまとめてみました。

炊飯器を用いたローストビーフの作り方

roast beef rice cooker

初めて聞いた時は、トクする君もちょっと本当かなと思ってしまいましたが、炊飯器で作るローストビーフ。

しかし、知れば納得、炊飯器の利点を上手に使った作り方なんですね。

その具体的な作り方をまとめてみましたので見ていきましょう。

材料

牛モモ肉かたまり500g

塩コショウ 適量

ニンニクすりおろし 1片

赤ワイン 大さじ3

醤油 大さじ1

みりん 大さじ1

セロリの葉やタイム ローズマリーなどのハーブ 適量(あれば)

作り方

① モモ肉に塩コショウ にんにくをすりこんでおきます。

② 赤ワイン 醤油 みりん ハーブを合わせて一度沸騰させます。

③ ジップロックにお肉と②を入れ、密閉して冷蔵庫で30分ほど寝かしましょう。

④ ③のお肉を取り出して、表面を焼きます

⑤ ④を再び先ほどのジップロック内に入れて空気を完全に抜きましょう

※このときストローを使うと簡単です。また、ハーブは取り除いておきましょう。

⑥ ⑤が完全に浸るほどのお湯を沸かします。(70度くらいが適温)

⑦ 炊飯器に⑤と⑥を入れ、ふたをして保温で30分ほど置きましょう。

こちらで30分後に炊飯器を開ければおいしいローストビーフの出来上がりです!

ポイントはローストビーフが出来上がった際にジップロック内に入っているおだしを捨てないこと。

みじん切りにしたタマネギをバターできつね色に変わるくらい炒め、そこにこのおだしを加えて煮詰めればOK。

肉のうまみを閉じ込めた美味しいソースが簡単に出来上がりますよ^^

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ローストビーフは冷蔵保存、冷凍保存どっちがいい?

たくさん作ったローストビーフは、

ずばり冷凍保存しておくのがおススメです。

作った日の翌日までになら冬の時期は常温保存にし、冷蔵庫での保管はやめましょう。

冷蔵の場合は表面の水分が乾いて劣化が進み、極端に味がおちるため、しばらく食べないのであれば、冷蔵庫はよりも冷凍庫に入れておきましょう。

冷凍保存で注意すべき点

ローストビーフに限らずですが、お肉を冷凍保存するとき、保存期間と味を損なう原因となってしまう肉の酸化です。

その肉の参加を防ぐために、冷凍保存する際は

ラップやジップロックに包んで空気を完全に抜いてから保存しましょう。

また、かさばることと解凍後のスライスが大変だからといって、

ローストビーフを切ってから冷凍するのもNGです。

切断することで空気に触れる面積が大きくなってしまうため、酸化しやすくなってしまうからですね。

そのため、パーティー用に予め作りおきしておく場合は、1食分ごとのかたまりに分けて冷凍するようにしてくださいね。

作ってから冷凍庫に入れるタイミング

なるべく短時間で冷凍させるのが劣化を防ぐポイントになりますので、

例えば晩に作ったローストビーフなら常温までしっかり冷ましておいてから、

冷凍庫をあける時間の少ない就寝前や、朝仕事に出かける前に冷凍庫に入れるのがベスト。

冷凍したローストビーフの賞味期限は大体半月~1か月を目安にしてください。

これらを守っておくといつでも美味しくローストビーフを食べることができますよ。

保存していたローストビーフを食べる時の解凍のコツは?

ローストビーフの解凍はついついレンジを使ってしまいがちですが、赤身の部分を残して美味しく食べるにはレンジでの解凍は避けた方がいいでしょう。

1日前に冷凍庫から取り出して、自然解凍するのが完璧ですね。

しかし、急にお客様が来た時など急いで解凍したい時もありますよね^^;

そんな場合は、大小2つのアルミ鍋を使って解凍する方法がおすすめ

まず、大きめの鍋にローストビーフを入れます。

その上から底が浸るくらいの水を入れた小さめの鍋でローストビーフをはさんでしまいましょう。

このときローストビーフが水に触れないよう注意してくださいね。

アルミの熱伝導率を利用して、温めることなく急速に解凍する方法なので覚えておいてくださいね^^


ローストビーフは作るときに一度にたくさん作って、クリスマスや正月などの人が集まるときに少しずつだせるのがいいですね。

簡単で美味しく、しかも炊飯器で出来ちゃいますので、他の料理の邪魔にもなりません。

今後のパーティーの定番メニューとして、あなたもローストビーフ作りをぜひチャレンジしてみてくださいね!