仕事や育児に追われてるけど料理をしなければ食事をとれず、生活が成り立たなくなる…

あなたは、そんな慌ただしい毎日を送っていることと思います。

せめて、日持ちの悪い野菜を冷凍保存ができれば・・・

買い物だってそう頻繁にいけませんから、そう思いたくなるのも無理はありません^^;

ただ、冷凍保存すると風味が落ちて美味しくないんじゃないかと思う人も少なくありません。

決してそんなことはないんですよ!

使いたい時にパっと出してサっと使うことができる野菜の冷凍術について詳しく解説していきましょう!

そのまま冷凍にできる野菜と下処理が必要な野菜を知る

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実は、ほぼ全ての野菜は冷凍保存が可能です。

ただ、加熱を加えないと解答した時に風味や食感が落ちてしまう食材がいくつかあります。

ここではまず、普段良く使う食材を中心に、そのまま冷凍できるものと一度下処理をしてから冷凍した方が良い野菜を知りましょう。

そのまま冷凍保存可能な野菜

・ニラ
・ピーマン・パプリカ
・セロリ
・きのこ類
・大根
・トマト

ニラ、料理の彩りに便利なパプリカ、セロリはそのまま冷凍して問題なし。

水洗いして使いやすい大きさに切ってから、フリーザーバッグに入れて冷凍庫で保存しましょう。

きのこ類も基本的に冷凍可能ですが、土壌菌が多いので軸の部分は数センチカットするか、しいたけに関しては完全に軸をとってから冷凍する方が良いですね。

とくに、しいたけは凍らせたほうが旨味が凝縮して美味しくなると言われています。

また、トマトや大根なども冷凍すると甘みが増したり、出汁が染み込みやすくなる野菜ですので積極的に冷凍保存してOKです^^

ただ、きのこ類でもエリンギだけは冷凍すると食感が損なわれるのであまりおすすめしません。

下処理してから冷凍保存した方が良い野菜

・ほうれん草
・キャベツ
・きゅうり
・もやし
・にんじん
・ブロッコリー
・アスパラ
・オクラ
・玉ねぎ
・かぼちゃ
・さつまいも

下処理しないと解凍後に味が落ちてしまうのは、

ほうれん草、キャベツ、きゅうり、もやしといった水分の多い野菜。

こちらは適当な大きさに切って熱湯にくぐらせた後、よく水分を切ってからフリーザーバッグに入れて冷凍しましょう。

にんじん、ブロッコリー、アスパラ、オクラといった生では食べれない野菜

も同様で、こちらに関しては固めに茹でてから冷凍するようにしてくださね。

また、常温保存が可能な玉ねぎ、かぼちゃ、さつまいもは、皮を剥いてしまうと足が早くなってしまうため、

切ったものをすぐ使いたいという場合は、茹でるか炒めるかなど、火を通してから冷凍するようにしてください。

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たくさん冷凍野菜を作っておくために冷凍庫をきっちり収納しよう!

冷凍野菜はちょこっとだけ作っておいても意味はありませんよね。

せめて1週間分くらいは欲しいところですが、そうすると冷凍庫がパンパンになってしまいます。

「タッパー」「フリーザーパック」をうまく利用して冷凍庫の中を整理整頓しましょう!

バラバラの大きさのものを適当に詰め込むとあっという間にスペースを占領してしまうので、

大きさの異なる野菜でも、それぞれの大きさを均等にしてきれいに並べてやれば入る量がグンと増えます。

最近では、冷凍保存専用のタッパーやフリーザーバックも種類が豊富になってきましたね。

隙間がないよう、パズルみたく詰めていけばたくさん入ります。

なにがなんだかわからなくならないために付箋などをつけておくと便利ですよ♪

冷凍保存した野菜はどのくらい持つものなの?

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下処理した、しないに関わらず、冷凍した野菜といえどもいずれは腐敗していってしまうもの。

0℃以下で活発になる菌って実はたくさんあるんですよね(・_・;)

そのため、冷凍保存した野菜はどんなに長くても1ヶ月で使い切るようにしましょう。

メーカーが作ってる冷凍食品はもっと持つじゃん!

と思うかもしれませんが、あれらは菌を抑えるために様々な工夫をしています。

トクする君も、過去に食品保存の研究をしたことがったのでよくわかりますが、

どんなに加熱処理を十分にした食材だとしても、やはり1ヶ月が限界です。

また、解凍の仕方は絶対的に自然解凍がオススメ。

急激な温度変化によって細胞は壊されますので、

夕食に使う冷凍野菜は、朝の内に冷凍庫から冷蔵庫に移し長い時間をかけてゆっくりと溶かしていくと美味しく調理できますよ^^

腐りやすい生魚の冷凍保存方法も合わせてどうぞ♪

魚は冷凍保存で手間いらず【上手な解凍方法の解説付き♪】


冷凍野菜は料理を楽で便利にしてくれる、素晴らしい知恵です。

うまく使えば毎日しっかり自炊できて栄養バランスの整った食事がとれますので、ぜひ活用してくださいね!