食パンを買ったはいいけど保存方法って結構迷いますよね。

常温だと消費期限が早すぎて、一人暮らしだと食べきれないこともあ。

かといって、冷蔵庫に入れるべきか、もしくは冷凍しても味は落ちないだろうか。

そこで今回は、食パンの保存方法と題して、常温、冷蔵、冷凍の3つのポイントを詳しく解説していきます。

食パンを常温で保存するコツと気をつけるべきこと

食パンを常温保存する場合、あなたはどんな所に保存されていますか?

トクする家の場合は、食器棚にパンを保存するケースを置いているため、パンケースの中に放り込んで日光が当たらないように保存しています。

でも、本当にこの保存方法で良いのか、ちょっと不安です^^;

そこで、食パンを常温保存するコツと、保存するときに注意しなければならないことを調べてみたので解説していきます。

食パンを常温保存するときのコツとは?

食パンを常温で保存する場合、できるだけ空気に触れないようにラップや食パン専用の保存容器に入れるのがポイントです。

その理由は、食パンの水分が失われて乾燥するのを防ぐためです。

食パンは、空気が苦手なので空気に触れないように保存して、2日以内に食べきれるようにするのが望ましいとされています。

もしも焼き立てのホカホカした食パンを購入した場合は、そのまま密封容器に保存してしまうと蒸気が原因でカビが生えてしまうこともあります。

そのため、まだ熱を持っている食パンを保存する前に、熱をしっかり冷ましてから密封容器に保存しましょう。

食パンを常温保存する場合に注意することとは

食パンを常温で保存する場合、いくつか気をつけなけらばならないことがあります。

日光の当たらない場所で保存する

食パンを保存する場合は、日光の当たらない場所に保存するのが望ましいとされています。

日光に当たる場所に食パンを保存してしまうと、食パンに含まれている水分が原因でカビが生えやすくなってしまいます。

そのため、必ず日光の当たらない涼しい場所で保存してください。

匂いの強いものと一緒に保存しない

また、食パンを保存する場合には匂いの強いものと一緒に保存しないようにしましょう。

食パンは、匂いを吸収しやすいため、匂いの強い芳香剤や食材の近くに保存してしまうと、食パンに匂い移りしてしまうことがあるので注意してください。

3日以内に食べきる

これは先程もお伝えしましたが、食パンを常温で保存した場合は、3日以内に食べきれるようにすること。

もしも3日以内に食べきれない場合は、まだ鮮度の落ちていない買ったばかりの時に冷蔵か冷凍保存を検討するようにしましょう。

食パンは冷蔵保存に向いている?

常温保存だと3日以内に食べなくてはならないことがわかりました。

正直、もうちょっといけそうですが夏場なんかは本当にすぐ傷んでしまうので、パンの常温保存は限界がありますよね^^;

そうすると次の選択肢としては食パンを冷蔵保存するという方法です。

実際にやっている方も多いと思いますが、冷蔵保存した後の食パンって一気に不味くなると思いませんか?

その理由は、冷蔵庫で保存すると常温保存よりも早く食パンの水分が失われてしまうからですね。

そのため、食パンは冷蔵保存には向いておらず、出来るだけ長く保存するためには冷凍保存がベストです。

しかし、食パンをそのまま冷凍保存した場合、これまた食パンの鮮度が一気に落ちてしまいます。

その理由は、食パンに含まれているでんぷんが冷凍庫の温度により、老化が進んでしまうからと言われています。

そこで、食パンを冷凍保存する場合のコツと注意しなければならないことを、それぞれ詳しく解説していきます。

食パンを冷凍保存する場合のコツ

冷凍庫で食パンを保存する時は、切り分けた食パンを一度に食べる分ずつまとめて、冷凍保存用のパック、またはラップ、アルミホイルなどに包んで保存するのがコツ。

もしも保存パックを使用する場合にはストロー等を利用して、出来る限り中の空気を抜くのがポイントです。

また、1斤の食パンを作ったり買ってきた場合、切らないで冷凍庫に保存するとカチコチになってしまうため、切りにくくなります。

そのため、ちょっと面倒ですが切り分けてから保存するようにしましょう。

食パンの保存期間は約2週間

食パンを冷凍庫で保存する場合、目安として2週間以内に食べきるようにしてください。

冷凍してるのに短いなと思うかもしれませんが、常温保存で3日しか持たない食品です。

そのため、冷凍したからと言って1ヵ月や2ヵ月も持つものではありません。

2週間以内でも、焼き上げた時に味が変だなと感じたり、見た目が明らかに変化していた場合には食べるのをやめましょう。

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冷凍保存した食パンを美味しく食べる方法

冷凍保存した食パンを食べる時はちょっとしたコツで美味しさが違います。

基本的に食パンは水分を逃がさないで焼き上げるのが美味しく食べるコツと言われています。

そのため、もしも冷凍保存した食パンに厚みがある場合は自然解凍をしてから焼き、厚みのないものであれば解凍せずに焼いてしまうのがおすすめです。

では、この冷凍した食パンをおいしく食べる方法について紹介します。

霧吹きで水分を追加する

食パンを自然解凍したとき、自然解凍をしなかった場合でも、乾燥しやすい食パンの角や耳の部分を霧吹きを使って、水分を追加するのがおすすめです。

こうすることで、焼き上げた後の食パンが硬くなるのを防いでくれます。

トースターの場合は温めてから焼く

もしもトースターでパンを焼く場合には、事前に温めておくのがポイントです。

パンを焼くときにトースターを温めてから焼くと、パンの水分が蒸発するのを防げるので、とてもおすすめです。

グリルを使うのもおすすめ

食パンをおいしく焼くとき、トクする君がおすすめしたいのは、魚を焼くグリル^^

食パンは、短時間でカリっと香ばしく焼き上げるのが一番おいしいと言われていて、一番適しているのが魚を焼くグリルなのです。

魚を焼く場所だから、食パンに魚の臭みが匂い移りしないか心配してしまうかもしれませんが、焼くときに蒸発する水分が食パンに移った匂いを一緒に蒸発させてくれるので、グリルで焼いても食パンに臭いがうつることはありません。

ただ、火加減の調節が慣れていないと難しい場合もあるため、最初はグリルから離れないで焼き加減を見る必要があります。

その他、食パンをグリルで焼く場合の注意点は、以下のようになります。

  • 片面だけ焼くタイプのグリルの場合には途中で食パンをひっくり返す
  • 冷凍した食パンをそのままグリルで焼く場合は真ん中が焼けないこともあるため注意が必要
  • 網の上に置くときにアルミホイルを活用してもOK
  • 分厚い食パンは焦げやすいので注意が必要
  • 連続で焼くときは2回目以降の焼き加減に注意して焼き時間を短くする

と、このようになります。

とてもおすすめなグリルでの食パンの焼き方ですが、慣れるまではちょっと大変なので、何度かトライしてくださいね。


買ってきた食パン、作った食パンが食べきれない時は、冷凍保存するのがおすすめです。

また、保存食として冷凍庫に保存しておくのも、小腹がすいたときやオヤツにする場合に非常に便利ですよ^^

ただ、冷凍の場合でも保存の目安はしっかりと守って、長く保存してしまった食パンは処分してしまったほうが良いので、これだけは注意しましょう。