日本三大祭りの一つで、大阪の夏の風物詩である「天神祭」。
中でも一際目を引くのが毎年恒例となっている、
「ギャルみこし」
2024年の日程はもちろん、女性担ぎ手として倍率2.5倍のギャルみこしに応募する方法も詳しくご紹介します。
見に行く方も参加したい方も必見の情報をぜひ御覧ください!
ギャルみこしの2024年の日程・時間は?
2024年のギャルみこしの日程は7月23日(水)
が予想されます。
過去の開催日を振り返ると、
●2015年は7月23日(木)
●2016年は7月23日(土)
●2017年7月23日(日)
●2018年7月23日(月)
●2019年7月23日(火)
●2023年7月23日(日)
と、ここ6回は同じ日にギャルみこしは開催されています。
ちなみにギャルみこしと並んで祭りに華を添えている花火大会ですが、例年ギャルみこしの2日後に開催されています。
ギャルに花火に見どころ盛りだくさんの天神祭となっています^^
ギャルみこしとは?
すっかりギャルみこしという名前が定着しましたが、正式名称は「天神祭女性神輿」と言います。
1981年に「地域の振興と大阪文化の高揚、明るく楽しい街づくり」を目指して第一回ギャルみこしが開催されました。
いわゆる大阪の「天神祭」の1つのイベントとして開催されていますが、
天神祭は951年に始まった歴史の長いお祭りで、東京の「神田祭」、京都の「祇園祭」と並んで日本三大祭
そんな由緒あるお祭りの天神祭の中で、ギャルみこしは既に35年以上も続いている、こちらも歴史のあるみこしなんですよね。
はじめは天神祭女性神輿の名前で呼ばれていましたが、
大阪が誇る日本一長い商店街である天神橋商店街を、全員女性の担ぎ手が駆け巡ることから、
いつしか地元の人から「ギャルみこし」と呼ばれるようになって、今ではすっかりその名が定着するようになりました。
ちなみに、第一回と第二回はブルーのハッピを着ていましたが、三回目以降は元気な女性をイメージしてか赤いハッピを着るようになったようです。
また、選考会でかくし芸を披露するようになったり、海外からの招致を受けてギャルたちが海外派遣されるようになったりと参加者の採用方法も独特で、毎年注目されているのも特徴です。
今はフリーアナウンサーの中村薫さんも、過去にギャルみこしでスカウトされてタレントになったというのは、大阪在住の方なら誰もが知っている当時は有名な話でした。
このようにギャルみこしは、開催当初からメディアに注目されて、今もなお躍進し続けているイベントなんですね。
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ギャルみこしに参加するにはどうすればいい?
さて、そんな魅力あふれるギャルみこしですが、毎年担ぎ手として参加を希望される方も多いのですが、
200キロの神輿を担いで商店街を巡行するとなると、かなりの体力が必要ですから、毎年オーディションが開催されています。
ちなみに、2014年は左右合わせて70kg近くある俵がついた天秤棒を「わっしょい!」の掛け声と共に、3回担ぎ上げるというオーディションが行われメディアでも話題になりました。
また、体力はもちろんですが、祭りを盛り上げるには愛嬌やボキャブラリも大事ということで、過去には公開オーディションで一発芸や特技などの披露も行われています。
そんな気になるギャルみこしの倍率ですが・・・公表されている2014年の倍率は、なんと2.5倍!
200人の応募に対して80人の合格者ということですから、なかなかどうして狭き門ですね^^;
とはいえ、地元以外の人でも応募は全然OKですので、まずは体力に自信がある方はぜひご応募してみてください!
ギャルみこしの応募スケジュール
2024年の応募スケジュールですが、例年6月1日から30日までで、それ以降の審査・面接の日程は、今年はこのような流れとなっています。
【ギャルみこし募集スケジュール】
・一次審査(書類審査。webから応募)
・面接審査(1分以内に熱い思いを表現!)
・合格発表(合否の発送。到着まで2~3日)
・オリエンテーション
・7月23日:巡行当日!
ほぼ毎年このような日程になっていますので、事前に参考にしてくださいね。
意外と期間が短くて応募から合格発表まで10日間程ですので、自分の熱意や表現したいことを上手くまとめておきたいですね。
何はともあれ、まずは第一関門は体力!
2024年に応募したいということなら、今のうちからコツコツ筋トレをしておくことをおすすめします。
まとめ
みこしといったら男性という感じがしますが、そのイメージを払拭する女子だけのギャルみこし。
担いでいる女性たちをみるとみんな元気がありますし、キラッと光るものがあってカッコイイです!
元気をもらいたい人も、人に元気を与えたい人も、今年は天神祭のギャルみこしに参加してみてはいかがでしょうか?