パソコンやスマートフォンの普及で手紙を書くことが極端に減ったという方も多いはず。
でも、日頃からお世話になっている方や大切な方には、手書きに勝るものはありませんよね。
様々なグリーティングカードの中で、最もポピュラーなのはバースデーカードです。
カードの種類は
・縦折り(名刺入れのように上にパカっと開くタイプ)
・横折り(本のように横に開くタイプ)
の2種類があり、デザインも可愛らしいものからフォーマルなものまでたくさんあります。
縦型と横型でそれぞれ文字を書く位置は決まっているの?
バースデーカードの書き方で最も質問が多いのが「文字を書く位置」ですね。
バースデーカードのタイプによって以下の面に文字を書くのが基本です。
縦折りの場合には、デザインを表にして開いた時の下側に書きます。
横折りの場合は、こちらもデザインを表にして開いた時の右側に書きます。
バースデーカードによっては、一回りくらい小さな表裏白紙の紙が1枚入っていることがあります。
バースデーカードに直接書いて色移りするのが嫌な方は、この紙にメッセージを書いてカードの内側に軽く糊付けする形でもOKです。
メッセージを書くペンの色も気をつけたほうが良い!?
バースデーカードの書く位置がわかったところで、次に気になるのは文字の色ではないでしょうか。
普段から仲の良い友人宛なら、カラフルな色でデコレーションしても問題はありません。
しかし、会社の先輩や普段言えない気持ちを伝える時に送るバースデーカードの場合は、ペンの色は黒か濃い青にするのがベターです。
文字の上手い、下手を気にする方も多いですが、気持ちがこもっていれば大丈夫。こだわっていきたい方はカリグラフィーのようにかっこいいイタリック体を練習してみてはどうでしょうか?
フォーマルでシンプルなバースデーカードの文例集
では、バースデーカードの文例集をパターン別にいくつか紹介しましょう。
非常に参考になる文例がありましたので、以下を引用させて頂きます。
【定番でシンプルな誕生日メッセージ】
●〇〇歳のお誕生日おめでとうございます。これからもどうぞお元気でいてください。
●ハッピーバースデー!これからも健康な日々でありますように。
●お誕生日おめでとうございます。今年1年も素晴らしい年となりますように。
(引用:フラワーギフトの日比谷花壇:定番でシンプルな誕生日メッセージ)
【目上の方に贈る誕生日メッセージ】
●お誕生日おめでとうございます。ご健康で幸多き一年となられますようお祈り申し上げます。
●お誕生日おめでとうございます。毎日が喜びに満ちた幸多き日々でありますように。
●お誕生日おめでとうございます。益々のご活躍をお祈りいたします。
(引用:フラワーギフトの日比谷花壇:目上の方に贈る誕生日メッセージ)
【母親(義母)へ贈る誕生日メッセージ】
●お誕生日おめでとうございます。いつも美味しい手料理をありがとうございます。生んでくれた事、本当に感謝しています。
●お誕生日おめでとうございます。どうか無理をしないで、父さんと仲良く幸せな1年をすごされますように。
●お誕生日おめでとうございます。体に気を付けていつまでも元気でいてね。
(引用:フラワーギフトの日比谷花壇:母親(義母)へ贈る誕生日メッセージ)
このように、友達のように普段からフランクに付き合っている人に対して贈る場合と、
社会人として上司や目上の方に対して贈る場合とでは、いくら親しい中であるとはいえ最低限の礼節は守るべき。
また、自分を育ててくれた両親や、結婚して家族となって義母(義父)や親戚なども同じですね。
あくまで上記の文例は一例ではありますが、冒頭や文末に一行でもこうした文章が入っているだけでも、
相手に与える印象は大きく違ってくることを覚えておきましょう
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最後の最後で失敗しないように!カードを封筒に入れる向き
ここまでで、あなたの気持ちがこもったバースデーカードが出来上がりましたね。
さあほっと一息・・・ですが最後まで気を抜かないでくださいね!
そうです。バースデーカードを封筒に入れる向きです。
意外とやってしまうのが、封をする側に表面のデザインが来るように入れてしまうこと。これは、封筒を開けた時にバースデーカードということがわかるから!という意見が多いようですね。
でも実は、カードの表面デザインが封筒の表側(封をしない方)に向けて入れるのが正解。
ここまでできれば、完璧に気持ちのこもったバースデーカードができますよ^^