みんな貯金ってどうしているのかな・・・
と気になるけどなかなか聞けない、他人のふところ具合。
とくに20代といえば社会人になってはじめてまとまったお金を手にするタイミング。
20代の平均貯金額って一体いくらなんだろう?
貯金は必要なのはわかっているけど、なかなかできないあなただからこそ気になるのではないでしょうか?
そこで今回は、「20代の貯金」をテーマに色々と調べてみました。
1人暮らしの20代の平均貯金額ってどのくらいなの?
20代の平均貯蓄額は前半か後半かで結構かわってきます。
まず、
20歳から24歳の平均貯蓄額は約161万円。
え!と思う人が結構いるでしょうが、それもそのはず。
平均では一見高いと感じますが、
貯蓄額50万未満の人は全体の1/4ほど。
つまり、貯金している人とそうでない人の差が激しいのが20代前半と言えますね。
対して
25歳~29歳の平均貯蓄額は246万円。
20代後半になってくると貯蓄額100万以下は全体の3割ほどと20代前半よりも少なくなってきますが、
それでも貯めている人と貯めてない人の差は20代では如実に現れるのが現状です。
雇用形態による貯金の差は?
雇用形態によって貯金額の差は果たしてあるのでしょうか?
月の貯蓄額で見てみると、
・正社員の平均貯金額:月5万円
・契約・派遣社員の平均貯金額:約4万円強
雇用形態に限らず決められたお金できちんと貯金しているので、あまり差が出ないといったところでしょうか。
地域による貯金の差は?
全国各地で貯金に差があるのかと言う点も気になるところですね。
傾向としては、
関東・関西・中部:平均貯金額が多い
東北・九州:平均貯金額が少ない
やはり都市部から離れれば離れるほど、車の購入や維持にお金かかるといった生活環境による影響が貯金額にも影響している状況です。
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20代後半の世帯の平均貯金額は?
20代後半ともなってくると、結婚する層の割合が多くなってきます。
そうなると、世帯全体の貯金額となってきますが、
20代後半の世帯での平均額は183万と言うデータが出ているようです。
ただし、貯金の全くないと答えた世帯は、実に全体の41%にも昇ります。
ちょっとビックリしますよね^^;
でも、より実感値に近いと言われる「中央値」になると、
20代後半の貯金額は30万円という金額なんですよね。
平均値では飛びぬけて数値の高い人が全体の数値を引き上げてしまいますが、
中央値は10人いる中の5番目、6番目に該当する人がいくら貯金しているかという算出方法になります。
この中央値の数字をみれば、確かに全く貯金がない世帯が4割を超えるというのも頷けるのかもしれませんね。
ちなみに、収入別で中央値をみてみると、
●300万円未満の収入の世帯は100万円
●300万円から500万円未満の収入の世帯は316万円
という貯金額となっています。
もちろんこの収入別は全世代の統計なので、20代では到底届かなくても今は大丈夫なのですが、
全体平均で考えれば、20代後半の世帯では300万円の貯金が、1つの目安になるといってもよいかもしれません。
上手に貯金をしていくための考え方
20代といえば、自分で稼いだお金を自由に使える楽しい時期でもありますよね。
だから、貯金をしなければいけないと頭ではわかっていても、気づけば手元に残っていない(汗)
ただ、いざ結婚といった時に貯金がないのはほんと大変です。
トクする君は結婚前に300万円くらい貯金がありましたが、世帯を持ってから本当に貯金の重みを感じました。
とはいっても、その時になってみないとわからないのも事実。
そこで、貯金を無理にしようとしないで、
あらかじめ貯金額を引いた生活費を設定しておく
という考え方に変えるだけでも、自然と貯金ができるようになります。
例えば、あなたが月25万円の給料をもらっているのであれば、
毎月の給料日に5万円、ボーナス時は10万円を別口座にうつしてしまう。
つまり、月20万円で生活を考えていかない状況を強制的に作るわけです。
無理はいけませんが、ちょっとカツカツかな。。。という位がベストです。
その方が、手元にあるお金をいかに節約して遊びや物を買うお金に転換させようか考えますからね!
食事はコンビニや外食ばかりに頼っていないか?
光熱費や携帯代に無駄はないか?
などなど、今まで見えなかった「お金」が見えてくるようになります。
しかも1年経てば80万円もの貯金ができているわけですからね^^
いざやってみよう!と思ってもなかなか思う通りに行かないのが貯金ですが、
ちょっと考え方を変えて、それを習慣化してしまえば面白いように溜まっていきます。
貯金をすることで生活のメリハリもつけれて一石二鳥
というくらいの気持ちで、早速やってみてはいかがでしょうか?