夏を感じさせるものといえば、花火、スイカ、風鈴、蚊取り線香などなど非常にたくさんありますが、

トクする君はなんといっても浴衣ですね。浴衣姿の人が増えてくると「夏なんだなあ」と思い、ふと自分を見てみるとスーツという(汗)

さて、そんな浴衣ではありますが、結構難しくて上手にできないのが帯の結び方。

最近では若い子向けのオシャレな浴衣はたくさんあっていいのですが、ほとんど誰かに着付けを手伝ってもらうのではないでしょうか?

そうはいっても、友達同士だと帯の結び方って何が正しいのか、どうやればいいのか分からないもの。

そこで今回は、浴衣の帯の結び方について詳しく、わかりやすく解説していきましょう!

『あなたに似合う浴衣の帯の結び方』

浴衣は帯の結び方により、着姿の雰囲気か変わるので、同じ浴衣でも様々な楽しみ方ができます。

また、浴衣の帯の結び方には、数多くの種類がありますが、まずはスタンダーどな結び方をご紹介しましょう。

文庫結び

浴衣帯結びの基本である文庫結び。

右から左へと巻いていく関東風文庫結びと左から右に巻いていく関西風文庫結びがあります。

片花文庫結び

文庫結びにアレンジを加えた片花文庫結び。双方の羽根がアシンメトリーとなり、

堅苦しくならず、大人っぽい形に仕上がるため、20代後半~30代前半に人気の帯結びです。

一文字結び

こちらも文庫結びの羽根をアレンジする一文字結び。

仕上がりは文庫結びよりも短く、後ろから見るとすっきりと着こなして見えます。

また、小柄な女性でも羽根が大きくならないのでおすすめできる結び方です。

蝶結び

20代に人気の帯の羽根が蝶のように可愛く見える帯の結び方です。

比較的簡単な割に、華やかに見えるのが蝶結びの特徴です。

リボン結び

とても簡単な結び方ですが、お子様の浴衣にはとっても可愛く見えるのがリボン結び。

蝶結びよりもさらに大きく羽根が開いて、まさに蝶々のように見える結び方です。

また、40代の方にお勧めな結び方として貝の口という結び方もあります。

▼貝の口

きりっと結んだシンプルで粋な結び方です。少し難しい結び方にはなりますが、30代の方にも大人っぽく着こなしたい方におすすめですよ。

このように、結び方一つで相手に与える印象や雰囲気は全く違います。

あなたの年齢が20代だとすれば、若々しく華やかでかわいらしい蝶結びが良かったり、

30代であれば基本に戻った文庫結びが大人な女性も演出できるといった効果もあります。

ぜひ、浴衣を着る時には基本的な帯の結び方のパターンも考慮してくださいね。

★子供の浴衣に関する疑問や解決法はこちらの記事をご参考ください。

参考記事: 子供の浴衣SOS!着付けからたたみ方まで悩みを一挙に解決

『リバーシブル帯を使ってみよう』

先ほどスタンダードな帯の結び方を紹介しましたが、浴衣の一番基本的な帯結びは『文庫結び』です。

ぜひ浴衣の定番としてまずは文庫結びをマスターしてもらいたいところですが、

最近ではリバーシブル帯が非常に人気になっていますよね

スポンサーリンク




リバーシブル帯は表と裏の両方使える帯のことで、同じ柄で色違いになっているものから、

柄が違うもの、素材が違うものなど色々な種類があり、浴衣の着こなしの幅を広げる人気アイテムです。

ただ、通常の結び方だとリバーシブルの旨味をなかなか活かせないという声も多いので、

リバーシブル帯が魅力的に見える結び方は、

あさがお
(引用:しゅみのきもの)

オリエンタルリリー
(引用:All About)

このような結び方がありますが、色の見え方などを調整しながら結んでいかなければなりませんので、

リバーシブル帯を使って結ぶ時は、最終的なバランスの確認をどなたかにしてもらった方がよいですね。

仕上がりは非常に綺麗で、単一色の帯に比べると、目を引くことは間違いなしです( ̄ー ̄)ニヤリ

また、リバーシブル帯でのアレンジも素敵ですが、もっと華やかにしたいという方には、

リバーシブル帯と三重仮紐と兵児帯とコサージュなどを組み合わせて結ぶことで、より特別感を出すこともできます。

ただ、ここまでくると、ちょっと素人には難しいので、行きつけの美容室に着付けのお願いをしてみてはいかがでしょうか。

『これでもうはだけない!旅館の浴衣』

ryokan-yukata

最後に浴衣つながりで番外編を一つ。

旅館で浴衣を着るのも旅行のひとつの楽しみですよね。しかし、これが以外とやっかいなんです…。

あなたも立ったり座ったりする内に、浴衣がだらしなくはだけてきた経験ありませんか?

トクする君は毎回それでイライラしていたんですが、ちょっとしたコツで解消できることがわかりました。

そのコツを最後にご紹介しますね。

まず、浴衣を着る前には、男性ならTシャツを、女性ならタンクトップなどを下に着た方が良いのはなんとなくわかること。

シャツが見えるのがちょっと、というあなたであれば、深めのVネックTシャツであれば見えませんよ。

そして、肝心要の結び方になりますが、ステップは3つ

①帯の真ん中が、お腹へ来るように合わせる

②前から後ろへ両方からぐるっと持って行き、後ろで一度交差させて、また前へ帯を持ってくる。

③蝶結びをする前に、巻いてある帯の下を左右両方ともくぐらせる。

こうすると、蝶結びがはずれてしまっても、帯自体が外れることはありませんので浴衣はズレないんです。

もっと精度を高めるのであれば、

浴衣を着るときに打ち合わさった身ごろの間に縦に長くなるようにフェイスタオルをはさんで、

帯でおさえるようにして着ると、翌朝起きたときに浴衣がはだけてしまうこともなくなります。

浴衣のはだけを気にすることなく旅行を存分に楽しみたいなら、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか^^