雨の日でもレインブーツを履けば、全く濡れるのを気にしなくていい!

ここ数年で、レインブーツはおしゃれなフォルムやカラフルな柄ものが増えて、梅雨時期の女性に定番のグッズとなりました。

レインブーツはラバー素材を使用しているため、ラバーブーツと呼ばれることが多いですが、お手入れが大変と思われている方も多いです。

そんなレインブーツのお手入れ方法について、今回はバッチリ解説していきましょう。

ラバー素材の特徴は?お手入れするだけで寿命が2倍も違う理由

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ラバー素材と言えば、ピンと気安いのが、卓球のラケットに使われている素材ですね。

その他、ゴルフクラブのグリップ部分に使用されているのもラバー素材です。

このラバー素材には、天然ゴムと合成ゴムの2種類があり、天然ゴムは樹脂を固めてできたもの、合成ゴムは石油から作られたものです。

5,000円以下の比較的お手頃なレインブーツには合成ゴムを使用しているブーツがほとんどです。

撥水性には優れているが、天然ゴムに比べて弾力性は劣り、黄ばみや色あせが起こりやすい

といった特徴が合成ゴムにはあります。

じゃあ天然ゴムが万全か!と言えば必ずしもそうではなく、

弾力性に優れている分だけ何もせずに放置しておくとひび割れを起こす可能性もあります。

そのため、ラバー素材に使用されているゴムの種類に関わらず、

レインブーツはお手入れをするかしないかによって、ブーツの寿命が2倍も違ってくる

これがラバー素材の靴と一般的な靴との大きな違いです。

ラバー素材のレインブーツにありがちな4大トラブル

こうした一長一短な特徴を持つラバー素材ですが、普段の生活環境で起こりやすいレインブーツの4大トラブルについて見ていきましょう。

  • トラブル1:黄ばみが目立つようになる
  • レインブーツは雨の日に履くものですから、お天気のいい日に洗って直射日光にあてて乾かしたくなるもの。

    でも、ラバー素材は紫外線に弱く日光によって黄ばみが生じてしまいます。しかも洗剤等で洗ってしまうと色あせの原因となるため注意が必要です。

  • トラブル2:だんだん硬くなる
  • レインブーツは、主に雨の日や梅雨時期しか履かないので、普通の靴よりも履く頻度が圧倒的に少ないです。

    ラバー素材の元となるゴムは時間が立つにつれて使用しないと硬くなってきてしまいます。そのため、保管の仕方が悪いと型崩れしてしまうトラブルが発生します。

  • トラブル3:ひび割れが起こる
  • こちらは天然ゴムに多いトラブル。天然ゴムは弾力性が合成ゴムよりも強いという特徴があります。

    そのため、使用し続けることによって出来た細かい傷から、ある日突然ひび割れが起こってしまうのです。

  • トラブル4:足が蒸れて水虫や臭いの原因となる
  • 最後はラバー素材の優れた特徴が引き起こしてしまうトラブル。

    ラバー素材は撥水性はもちろんのこと、保湿効果も高い素材でもあります。これが雨の日のようなただでさえ多湿の場合には逆効果に作用してしまうのです。

    人間の足は日コップ杯分、約200mlの汗をかくと言われていますが、その汗がレインブーツの内側にとどまってしまう・・・

    つまり、足が蒸れて雑菌が繁殖する環境となり、結果として水虫や臭いの原因を引き起こしてしまうのです。

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    レインブーツのトラブルを回避するためのお手入れ方法

    上記に上げました4つのトラブルを回避するためには、日頃のお手入れが重要となってきます。

    ただ、毎日レインブーツを引っ張り出してはメンテナンスというわけではありません。

    お手入れのポイントはずばり2つ!購入してすぐと保管方法に気をつけるだけでOKです。

    レインブーツと一緒に購入するべきラバー素材専用スプレー

    洗剤で洗えば色あせの原因に、日光に当てれば黄ばみが出てしまう繊細なラバー素材。

    そのお手入れは購入直後が最も大事。まっさらな状態でラバー素材の専用スプレーを吹きかけておくだけで全く違います。

    ラバーブーツ専用スプレーと検索すれば、色々と商品が出てきますので、ご自分の好みの物をピックアップして頂いて結構です。

    私のおすすめは、コスパを考えた時にこれがベストですね。

    使い方は簡単です。柔らかいブラシ(馬毛がベスト)で付着した汚れや誇りを落とした後に、スプレーします。

    その後、柔らかい布で全体を拭きあげるだけで、細かいキズがつくのを防いでくれてツヤも維持してくれます。

    購入直後とシーズン後の2回だけ、この専用スプレーでお手入れするだけでもレインブーツの寿命は違います。

    レインブーツの保管は型崩れさせない&除湿が決め手!

    お手入れの2つ目のポイントは保管方法。

    ここで意識するのは、型崩れさせないこととブーツ内に湿気をためないことになります。

    これはラバー素材特有の硬化現象と保湿性による雑菌の繁殖を防ぐためです。

    一般的な冬のブーツ用に用いられるブーツキーバーでの保管がレインブーツにも適しています。

    普通のブーツよりも保湿性が高いため、できれば上記のような吸湿性に優れたブーツキーパーを使用するのがベストです。


    このようにレインブーツは、購入してからすぐのお手入れと保管方法さえしっかりしていれば、履きたい時にすぐ使えます。

    ぜひ、お気に入りのレインブーツを長く履くためにも、ご紹介したお手入れ方法を実践してくださいね^^